娘二人はそれぞれ大学生で一人暮らしになり、マイペースなだんなと夫婦だけの生活になったしまえもんです。
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この春、大学4年生の長女は出席も成績も問題なく、晴れて大学を卒業です。
4月から社会人です、と答えたいところですが、3年生から始めた就活は思うようにいきませんでした。
一番希望していた業種での就職を諦められず、考えた末...長女は大学院へ進むことを決めました。
我が家はそれほど裕福なわけではありません。
以前から大学卒業したら就職するように言い、その先はないとずっと伝えていました。
成績もそこそこ良くて、先生からの評価も高かったので、まさか就職せずに大学院へ進むとは考えていませんでした。
就活の時、どの会社でもライバルは院生が多かったようで、実力的に勝てなかったのかもしれません。
コロナ禍で就職活動が思うようにできなかった世代の人たちが院まで進み、力を蓄えていたと思うと太刀打ちできないかもしれません。
そう考えると、長女の学年はコロナ禍の始まりで、授業も遅れて始まり、長いことオンライン授業を余儀なくされた学年で、コミュニケーション力が落ちている世代なのかもしれません。
しかし、やっと長女が片付くと思っていたのに、大学院へ進むとなれば、まだまだ気が抜けません。
それに就職しないということが引っかかって、聞いたときは「なんで!?」とちょっとショックでした。
もう就職するのが当たり前だと思っていたからです。
しばらく落ち込んだようになっていたのですが、よくよく考えると一番ショックなのは長女なのです。
色々うまくいかないことで部屋から出られなくなることもあるかもしれないと思うと大学院へ行くという目標ができたのなら、気持ちを切り替えられるかもしれない。
人生はまだまだこれから、たった2年の寄り道です。
そう思うと大学院へ行くのはいいのかもしれないと思えてきました。
金額を考えると学費はなんとかなりそうです。
長女には賛成だし、応援することを伝えました。
長女もOKが出たことで多少気持ちの切り替えができたようで、停滞気味だった卒業制作もなんとか乗り切り、院の試験も合格して4月から大学院へ進みます。
コロナ禍でできなかったことややりたかったことをやったり
いろいろ体験し、2年後は希望通りの道に進めるといいなと思います。
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