免許返納は他人事!? 高齢者の事故のニュースも笑って流す83歳の義父

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:もももんが
性別:女
年齢:52
プロフィール:夫婦と一人娘の3人住まいです。パートをしています。

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新幹線の距離に住む義両親。二人とも幸いにも元気なのですが、83歳の義父の免許返納について頭を悩ませています。

勤めていたときは車通勤で、毎日にように車に乗っていた義父。車好きで、主人が小さい頃は車に乗ってよく旅行に行っていたそうです。車は義父にとって会って当たり前のもの。それはわかるのですが、年齢も年齢なため不安が募ります。

80歳を期に高速道路はなんとか利用をやめてもらったのですが、このときはいつも強気で義父を尻に敷いている義母が、なんと泣き落としをしてくれたのです。なにかあったら危ないからと。これが義父に効いたようで、高速道路には乗らないと約束してくれました。

ですが、今も近所は車で移動している義父。家族としては、そろそろ免許返納をお願いしたいと思っていて、帰省のたびに話をしたり、また電話をしたりと説得していました。ところが、義父はそんな説得などどこ吹く風。穏やかに話しているつもりなのですが、その話題になるとすぐ機嫌を損ね黙りこんでしまい困っていました。

そんな中、最近義母から連絡があり、義父が車庫入れの際1回で入らず、何度か繰り返すようになっていると聞いた私達夫婦。先日実家に行った際、なんとか話をしようと思っていたら、ちょうどテレビで高齢者が起こした自動車事故のニュースが流れてきたのです。若いお母様と小さい娘さんを亡くした大事故で、遺族の方がメディアに出て高齢者の交通事故を減らしたいと訴えていました。本当に痛ましく言葉がありません。

このニュースをみて義父はどんな反応をするんだろうと思っていたところ、「この事故を起こした人は俺より5歳も年上だしな、全然違うな」と笑ったのです。唖然としてしまいました。私はまだ52歳ですが、それでも昔より車の運転が下手になったような気がしていますし、この義父より歳のいっている事故を起こした高齢者はむしろ自分のことのように感じていました。私も免許返納をしっかり考えなければいけないと。
なのに、義父にとっては年齢が違うからと他人事なのです。義父の考え方に絶望しました。

このままでは、事故を起こすまで、または軽い事故でしたらそのまま運転を再開するといいかねないと感じました。そして、私達夫婦が動かなければ、免許返納はしないだろうとも。高速道路こそ反対してくれた義母ですが、買い物好きなため近距離の繁華街(といっても混み合う幹線道路で1〜2時間ほどあります)に行く際は車が必須というのです。

義父のためにも、周囲のためにも、このまま放置はできません。悩んでいたところ友人が免許返納について相談を受けてくれる「運転適性相談窓口」が警察にあると教えてくれました。今度主人と一緒に訪ねてみようと思っています。

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