え? 旅行に来て他の女の話するの? 元夫と行った一度きりの日帰り旅行トラブル続出/くるぴた

皆様こんにちは、『離活のためのアラフィフ貯金日記』の管理人"くるぴた"です。

ここでは昔、結婚生活中に起こった「おいおい、ちょっと待て」と思うような出来事などを中心に書いていきます。

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え? 旅行に来て他の女の話するの? 元夫と行った一度きりの日帰り旅行トラブル続出/くるぴた taikenki_kurupit16.png

元夫(以下、夫)との結婚生活は十数年に及びます。

でも2人でどこかに泊まりがけで旅行に行ったことは一度もありませんでした。

なにしろ最初のうちは、夫が浮気三昧。

入籍して3年も経った頃になると夫の仕事が上手くいかなくなり経済的に困窮してしまったため、一緒に遊びに行くような期間は本当に短かったのです。

そんな時期に一度だけ、日帰りで札幌から小樽まで観光に行ったのが、唯一の2人の旅行です。

当時はやや仕事が傾き始め、他の女性とは完全に切れた時期。

なぜ行くことになったのか、キッカケは覚えていませんが、夫の方からの申し出だったと記憶しています。

もしかしたら、もう経済的に旅行など出来なくなる予感があって、最後の旅のつもりだったのかもしれません。

当日の2人のいでたちは、夫は珍しく原色の赤や黄色の入っていない、黒い革ジャンとジーンズ。

私はいつも通りの、動きやすく地味な格好でした。

車は所有していなかったので、まずは夫が電話で予約した近所のレンタカーお店に行くことになったのですが......

夫がハッキリと店の場所を確認せず、近くにある全然関係ない新車のディーラーのお店に行ってしまったのです。

いきなり恥ずかしい思いをして、テンションはダダ下がりでしたが、何とかレンタカーのお店に行き着いて、小樽行きのドライブが始まりました。

しかしそこから、また新たな試練が。

久しぶりにハンドルを握る夫の運転が、かなり荒かったのです。

急発進は勿論、ブレーキもソフトじゃなく、やや丁寧な急ブレーキといった感じ。

車が動く時も止まる時も、ガクンガクンと車が揺れまくり、助手席のシートベルトが胸に食い込んで、30分ぐらい乗っていたら、すっかり車酔いしてしまいました。

私は子どもの頃はかなり車酔いしやすかったものの、大人になってある程度克服したつもりでいたのですが......公共の乗り物だけだったようです。

途中に石原裕次郎記念館があったのですが、チラ見する余裕もありません。

何とか無事に到着した小樽は、良い街でした。

しばらく休んでいたら乗り物酔いも治ったので、夫に付いて小樽運河まで歩いて行きました。

車を置いた駐車場が海の側にあって、潮の香りがします。

実母の実家が海沿いだったので、懐かしい気分になりました。

運河沿いにある倉庫の横を通ると、オルゴール館や北一硝子など、いろいろなお店があり、気分が上がります。

途中にあった焼き貝の露天で食べた焼き帆立が、香ばしくジューシーで美味しかったです。

昼食はお寿司屋さん。

名前は忘れてしまいましたが、倉庫の中のような所にあるお店でした。

ネタがとても新鮮で、美味しかったです。

考えてみれば夫とした外食は、ほとんど回転寿司か居酒屋かラーメン屋さんばかりでした。

回ってないお寿司屋さんの記憶は貴重です。

その後、いくつかある北一硝子の店舗の一軒を見ていた時、夫に 「何か欲しいものがあれば買っても良い」 と言われ、ちょっと嬉しくなりました。

結婚指輪以外に夫に買ってもらった物はほとんど無かったからです。

いそいそとショーケースを見て回り、クリスタルカットしたガラスがついたペンダントを選びました。

小さいけれど邪魔にならず、雫型で角度によって色合いが変わります。

しかし会計を済ませた後、箱が入った袋を手にぶら提げてニコニコしている私に夫がポツリと漏らした言葉は

「〇〇はもっと大きくて派手なやつを買ってたけどな」

〇〇と言う女性は以前書いた某ちゃんねるでラブラブ交換日記をしていた人とは別の、既婚者で息子さんを家に遊びに来させた人です。

おいおい、他の女の人と行った観光地に連れて来たのかよ......!? と、一気に気持ちが萎えたのを覚えています。

観光を終えた帰り道、渋滞に巻き込まれてしまいました。

ペーパードライバーで運転を交代できない私より、夫の方が疲れているのは理解できるし、申し訳ないなとも思うのですが、クラクションを鳴らしたり、窓から半分顔を出して何か怒鳴っているのを見ていると、こちらの疲労も倍増します。

そして、やっぱり車酔いに襲われて、青い顔で帰宅することに......。

観光の楽しさが85点だとすると、夫の行状がマイナス30点、車酔いでマイナス20点で、トータルでは35点くらいの旅でしょうか。

振り返ってみれば、私達の結婚生活を象徴するような日帰り旅行でした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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くるぴた

モラハラ変人夫との「追いはぎに遭ったような」結婚生活を終わらせた『くるぴた』です。現在は病院で清掃のパート等をして、生計を立てています。親も子も無いアラ還の独り暮らしは寂しいけれど、離婚によって多くのストレスから解放されたので、後悔はありません。ブログ『離活のためのアラフィフ貯金日記』の管理人です。

くるぴたさんのブログ:離活のためのアラフィフ貯金日記 

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