<この体験記を書いた人>
ペンネーム:オコジョかテンか
性別:女
年齢:52
プロフィール:夢は世界一周。宝くじ買ってないのに当たることを夢見る52歳。
夫は51歳、お酒が大好きです。
基本的に家飲みが好きな人で、外で飲んで帰ることは年に数回あるかないかです。
仕事の都合や帰宅時間の関係で、週に2日は自主的に禁酒日を設けています。
それでも時折飲み過ぎては体調を崩し、唐突に「今晩はお酒を飲まない!」と帰宅してから宣言することも。
...これが厄介なのです。
というのも、普段の家飲みの日は、夫はご飯や炭水化物をあまり摂らないため、私は酒の肴になるようなものを中心に作っています。
肉や豆腐などのたんぱく質を中心に、ナッツ類や豆類でちょこちょこつまめるもの、そして野菜も薄味の煮物が多いのです。
だから「いきなり今日は飲まない!」 と決めた夫から「ご飯が食べたい」と言われても、ご飯が進みそうなおかずが少ないのです。
そんな時、夫は「こんなおかずじゃご飯が食べられない」と文句を言い、ゴソゴソと冷蔵庫をかき回し、漬物や佃煮を探します。
......正直、イラッとします。
そして、もう一つイライラさせられることが。
夫は、自分の「禁酒日」に私が飲んでいると「君もたまには禁酒日を作って肝臓を休めてあげたほうがいいんじゃないの」などと言ってきます。
でも、私は特に禁酒日を設けずに、毎日少しずつでも楽しく飲みたいタイプ。
そして夫のように飲み過ぎることもなく、健康診断の数値も正常なので、「いや、あなたよりも肝臓の数値は大丈夫なので放っておいて」と思ってしまうんです。
さらに、夫は禁酒日は夕方早くに外で食事を済ませてきます。
ですので、夫が帰宅した頃に私がまだ夕食と共に、動画などを見ながらちびちびと晩酌を楽しんでいると、「あんまり遅くまで飲んでると明日に差し支えるよ」と言ってくるのです。
とにかく「自分が飲んでいないときに飲んでいる私」には、何かひとこと言わずにはいられないようです。
「いやいや、あなた、禁酒日の翌日は浴びるように飲んでますやん?」
そう心の中で突っ込む私。
実際、夫は禁酒した翌日はお酒の量が増えます。
「1日飲まないと酒が美味しい!」などと、それはそれは嬉しそうに飲んでいます。
翌日が休日だったりするとなおさらで、タガが外れたように遅くまで楽しんでいるようです。
私は自分のペースで先に寝るので、翌朝の「残骸」で昨夜の夫の飲みっぷりを知ることになります。
そして、飲みすぎてすっきりと起きることのできない夫は、せっかくの休日をゴロゴロと過ごし、また「あ〜、体調が悪いから今夜は禁酒かな」などと呟くのです。
本人は、自分を律してコントロールしているつもりなのでしょう。
しかしはたから見ていると、禁酒の反動で飲みすぎるという、負の連鎖のような気がしてなりません。
お互い大人です。
自分で気づいて生活習慣を正してくれることを期待しているのですが...無理なのでしょうか。
そして、できれば私のことには口出しせず、放っておいてほしいと願う毎日なのです。
人気の体験記:このままだと熟年離婚!酒量がどんどん増える夫にもうウンザリ
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。