<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぴっぴ
性別:女性
年齢:43
プロフィール:小学生高学年と低学年の2人の子どもを持つパート主婦です。
毎年5月、6月となると憂鬱になります。
この時期に来る自動車税、住民税、所得税(予定納税)などで何十万円も消えていくからです。
夫(40代後半)は確定申告をしているため、住民税、所得税などはこの時期に振り込み用紙が届きます。
毎年、私の方でざっくりこれくらいと予測は立てているので、準備していたお金を振り込むようにしています。
一括で全額を支払うのですが、いつもモヤモヤするのが、夫がその税金の金額を把握してくれないことです。
もともと夫は金銭感覚が全くもってダメな人でした。
結婚後、夫は自分の口座を見られるのを嫌がり、ずっと夫婦別会計でやっていました。
ところがある日、夫の銀行の引き落としができず、銀行から請求の通知はがきがきたため、ギリギリで生活していることが分かりました。
さらに借金まで発覚!
私の貯蓄で返済し、それからは夫の口座も全て私が管理するようにしています。
このことについて夫は非常に反省していて、今では私に任せてくれているのですが、金銭感覚が一向に改善されないことにモヤモヤするのです。
夫は口座に入ったお金から、いずれ税金が引かれることを頭では理解しているようですが、口座に給料が入ると、その手取り額がそのまま自分の収入のように感じているらしいのです。
「これくらい使っても大丈夫だろう」と思っているようで、私が油断すると散財しようとします。
今月は給料が多かったからスーツが欲しい、いやいや、あなたはオーダーのスーツしか着ないから、1着20万円くらい軽く飛ぶって分かっているの?
ほかにも、そろそろ車を買い替えたいなど、夫が言いだすのは大きい買い物ばかり。
これに対して「そんなお金ないよ、年単位での支出見てみて。そんな余裕ないでしょ?」というと、「ああ、本当だね...」と納得してくれるのですが、3カ月くらいたつとまた言ってきます。
毎月の収支も表にして見せているのですが、いまだに家計の流れを理解してくれない様子に頭が痛いです。
5月、6月の税金の支払いについても報告すると「うわー、そんなにお金出ちゃうの!?」とがっかりしているのですが、毎年のことなのになぜ毎回びっくりしているのか...。
もし今私が死んだら、夫だけでは家計管理ができず、子どもの教育資金にも影響がでそうです。
私がしっかりしなければと思っているとプレッシャーにもなって、いつもお金のことばかり考えてしまいます。
夫婦で相談しながら家計を管理したりライフプランを計画できれば、もっと気持ちが楽になるのに...。
もっと夫に分かってもらえるように工夫して、お金のことを教育しなくてはと思います。
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