【お悩み相談】「みんなスマホばかり見ています。困った世の中です」

日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「みんなスマホばかり見ている...」というお悩みに、心理アナリストの亜門虹彦さんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?

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【お悩み】

みんなスマホばかり見ています。困った世の中です

最近の方々、といっても若い方だけでなく、中高年の方も電車に乗っている間、歩いているときでさえ、スマホばかり見ている人があまりに多いです。

以前は、新聞や雑誌、本などを、電車での移動時間に読んでいる姿がありましたが、そんな光景はめったに見ることがなくなりました。

困った世の中になってしまったなぁ、と悲しい毎日です。

東京都S・Pさん(70歳)


【おこたえ】

想像力を働かせて温かい目で見てみましょう

確かに、街中などでスマホを見ている人は、数年前と比べてかなり多くなっています。

S・Pさんがそれを見てお嘆きになるのは、分からないでもありません。

周囲に注意を払わずに歩きスマホをしていて、危険な人はもちろんいけません。

でも(電車の中でスマホを見ている人など)それ以外の人に関しては、もう少し温かい目で見てあげてはいかがでしょうか。

例えば家族に「もうすぐ帰るよ。晩御飯は何かな?」とメールをしている人もいるでしょう。

大好きな恋人とデートに行く場所を調べている若者もいるかもしれません。

そうして想像力を働かせてみれば、昔と比べて随分便利な世の中になったと思いませんか?

そう、想像力を働かせることが、不安を解消し周囲の人に優しくなることにつながるのです。

そんなS・Pさんにおすすめしたいのが『クリスマス・キャロル』という映画です。

季節外れではありますが、頑固な主人公が町の人々の暮らしを思いやり温かい気持ちになることで皆に好かれるようになる、感動の物語です。

●亜門虹彦さん(心理アナリスト

※記事に使用している画像はイメージです。

 

今回の先生

亜門虹彦さん
心理アナリスト。専門は「生活の潤い」

この記事は『毎日が発見』2023年2月号に掲載の情報です。

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