日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「毎日のようにおすそ分けをくれるお隣さんに気が引ける」というお悩みに、作家、合気道家の三枝龍生さんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?
【お悩み】
いただきっぱなしが気が引けます
お隣りのおばさまは、1人暮らしです。
畑仕事が趣味なこともあり、野菜のおすそ分けをよくしてくれ助かるのですが、それが毎日のようになるとなかなかめんどうです。
お返しをせがまれることはないですし、こちらからのお返しには興味もないようですが、どう調理して食べたとか、たまには言わないと...と思ったり、もらいっぱなしはどうかと思っています。
ゴミステーションも同じなので、いただいたものを使い切れず捨てることもあったりして、気が引けます。
長崎県 A・Kさん(65歳)
【おこたえ】
この機会に食材と人のつながりを広めるチャンス!
まあ、実際の話、困りますよね 。
元整体師の儂(わし)は、人を4つの穴でみます。
"気"というものが出入りする体のツボの穴は4つあり、その穴にタイプがあります。
睡穴(すいけつ‐気を吸収する)、汚穴(おけつ‐邪気を吹き出す)、互穴(ごけつ‐気持ちが交流する)、閉穴(へいけつ‐何も感じない)のように分かれます。
相手の方は、汚穴。
このタイプの方は、元気なんですが、力がありあまり過ぎているタイプ!
普段は迷惑がられますが、いざとなったときに、普通の人と違って、助けてくれる度量の大きな貴重な方です。
むげに断るともったいないタイプですね。
実際、誰々にあげました!が日常のこの手のタイプの人は悪い気は起こさない。
せっかくですのでこの際、あなたが人脈を広め、あげる人(もらってくれる人)ネットワークを作るといいですよ。
皆に喜ばれます。
相談者のあなたは閉穴タイプ。
このようなつながりをありがたく感じることはないかもしれませんが、しかし、この感染ウイルス時代、間もなく食糧難にもなるかもしれませんので、食材のネットワークを広げるチャンスと捉え、是非、努力してみましょう。
人間関係、慣れも肝心です。
●三枝龍生さん(作家、合気道家)
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