「いただきます」すら言わない...口数少ない77歳の夫。皆さんのご主人はどうですか?/お悩み相談

日頃のモヤモヤやイライラ...人生を重ねると、さまざまな心配事が出てきますよね。そこで定期誌『毎日が発見』の「お悩み相談」コーナーから「読者の悩みと専門家のおこたえ」を抜粋してご紹介します。今回は、「『いただきます』も言わない無口な夫」というお悩みに、作家、あかね屋代表の橋本きよみさんがアドバイス。さあ、あなたは...どう思われますか?

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【お悩み】

いつも言葉数が少なく「いただきます」の言葉もない夫

夫は77歳になります。

子どもは独立していまは2人だけの生活です。

これまで気に留めていなかったのですが、夫は食事する時「いただきます」を一度も言わないのです。

なぜいままで私は何も気付かずいたのだろうと思いながら、いまさら言ってもケンカになるだけ、と私だけ「いただきます」と言って食事します。

日頃、お互いに口数の少ない私たちです。

みなさんのご主人はどうなのかな?と思います。

茨城県K・Hさん(70歳)


【おこたえ】

何も言わずに居られた奥様が偉いのです

今回のお悩みは、女性として本当にかわいい奥様と感じています。

せっかくおいしいお食事を旦那様とご一緒したいと精出してご用意されているのに、と思います。

「いただきます」が言えない旦那様にご不満がおありのようですが、お子様も独立され、夫婦お2人になり、改めて向き合った時、思いがけない発見があるものです。

言葉で表現されなくてもきっと心の中では「ありがとう、いただきます」と言っておられます。

察してあげましょう。

何も言わずに居られた奥様がお偉いのです。

食事の挨拶は躾として大切なことですが、77歳の旦那様です。

長年連れ添った2人、お互いに言葉ではなく感じ合えるものもたくさんあると思います。

許し許され仲睦まじくお過ごしください。

私の夫も「いただきます」は言いませんでしたが、いつも 「おいしい」と言ってくれました。

それだけで満足し、幸せでした。

●橋本きよみさん(作家、あかね屋代表

※記事に使用している画像はイメージです。

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今回の先生

橋本きよみさん
作家、あかね屋代表。専門は「夫婦、家族」。

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この記事は『毎日が発見』2020年8月号に掲載の情報です。

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