5度めの開催となる文化の観桜会
桜を見る会
岡本光博、重野克明、林葵衣、宮川ひかる、村田奈生子、山本雄教、渡辺おさむ
2025.4.19-5.24
オープニングレセプション 4.19(土)18時から20時
内閣総理大臣の主催によって1952年から2019年まで新宿御苑で開かれた「桜を見る会」。公職選挙法違反、政治資金規正法違反、公文書管理法違反等が疑われ、中止となった令和二(2020)年より弊廊が同名の展覧会を開始し、令和七年の本年は五度目の開催となります。過去四回にわたり数多くの作家にご参列いただいた本展は「文化の観桜会」を目指し、桜という樹木の春先に開花する花弁の個体、集合体についての色彩や形態、あるいは桜にまつわる物語や言葉など多様な角度からアプローチした作品が多数発表されています。今年度は様々な手法や場所で活躍する七名の作家による「桜」あるいは「桜を見る会」が想起される絵画や立体作品など十数点を展示いたします。皆様のご高覧をお待ちしております。
岡本光博
1968年京都市生まれ。1994年滋賀大学大学院教育学修了。1994~96年アート・ステューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク在籍。1997~99年CCA北九州リサーチ・アーティスト。ドイツ、インド、スペイン等のレジデンスに滞在。2004~06年沖縄、台湾を拠点に活動。 近年の参加展に30LOVE(eitoeiko 2025)、日韓朝美術(KUNST ARZT 2024 キュレーションも担当)、越後妻有 大地の芸術祭(新潟 2024)、YBfabやがいアート展(兵庫 2024)ほか多数。
重野克明
1975年千葉市生まれ。2003年東京藝術大学大学院版画専攻修了。近年の参加展に灯台物語(個展 ア・ライトハウス・カナタ 2024)、或る未亡人の版画コレクション(日本橋高島屋美術画廊X 2023)、画廊へようこそ(個展 77ギャラリー 2023)ほか多数。受賞多数。
林葵衣
1988年京都市生まれ。2013年京都造形芸術大学修了。近年の参加展に白髪一雄の好奇心(尼崎市総合文化センター 2024)、有り体を積む(個展 A-Lab 2023)、息骨に触れる(個展 KUNST ARZT 2022)、画家の痕跡(高松市美術館 2020)ほか。2022年第1回白髪一雄現代美術賞受賞。
宮川ひかる
1976年名古屋市生まれ。2005年フランス・グルノーブル美術大学卒業。2007年スイス・ジュネーヴ美術大学修了。同年、ジュネーブ市Lissignol-Chevalier賞受賞。2015年3331アートフェア中尾浩治賞受賞。2016年ネイリスト技能検定1級取得、魚ネイルやバブルネイルといった特殊アートのネイリストとしても活躍する。
村田奈生子
1984年大阪市生まれ。2006年京都精華大学日本画専攻卒業。近年の参加展にSTILL(BEAK585 GALLERY 2025)、Idemitsu Art Award入選展(国立新美術館 2024)、Black is Infinite(7 Gallery藤井大丸 2024)、エマージング・ヴィジョンズ(ギャルリーためなが東京 2024)ほか多数。
山本雄教
1988年京都市生まれ。2013年京都造形芸術大学大学院修了。近年の参加展にMETA2025 神奈川県民ホールギャラリー 2025)、仮想の換金(priceless museum)(個展 京都市京セラ美術館 2023-24)、〇〇〇〇円の芸術家(個展 至峰堂画廊大阪 2022)、わたしたちの絵 時代の自画像(平塚市美術館 2022)、第8回日経日本画大賞展(上野の森美術館 2021)ほか多数。2025年京都府文化賞奨励賞受賞。
渡辺おさむ
1980年周南市生まれ。2003年東京造形大学デザイン科卒業。近年の参加展に有隣荘へようこそ!現代アートでおもてなし(大原美術館 4/18~5/21 2025)、Wonders of Nature(ニューアートミュージアム シンガポール 2025)、Fantasy Land(日本橋三越本店 2025)、それぞれの立体ART展(神戸阪急美術画廊 2025)、渡辺おさむ甘美なる展覧会(個展 galleryUG 2024)ほか多数。大原美術館、清須市はるひ美術館、山ノ内町立志賀高原ロマン美術館、高崎市美術館、おかざき世界こども美術博物館などに作品収蔵。