夏が終わり、本格的に涼しくなってくるこれからの季節。寒い冬に向かうにつれて、温かいものを食べてほっと一息つきたい気持ちも高まってきますよね。筆者も鍋や体が温まるスープ類を作って食べる頻度が増えてきました。また、体調を崩しやすい季節だからこそ、しっかり栄養を摂って元気に過ごせる体づくりを意識したいところです。

『3分クッキング』2026年11月号の巻頭特集は、これからの時期に重宝しそうな「じっくりやわらか 肉の煮込み」。魅力的なあったかメニューが並ぶ中、特に作ってみたくなったのが「牛すね肉と3種のきのこの赤ワイン煮込み」。お肉もきのこもたっぷりで、たんぱく質も食物繊維もしっかり摂れる嬉しい一品です。使われている牛すね肉は低脂肪・高たんぱくで、コラーゲンやビタミンB群も豊富な食材。体を内側から整えておきたい今の季節にぴったりですよね! そこで、早速筆者も試してみることにしました。



マッシュポテトを添えてごちそう感アップ
牛すね肉と3種のきのこの赤ワイン煮込み


材料(3~4人分)

牛すね肉……600g
 (塩小さじ1と1/2 こしょう少々 小麦粉適量)
玉ねぎ……2個(400g)
舞茸、しめじ……(大)各1パック(300g)
マッシュルーム……1パック(100g)
にんにくのみじん切り……2かけ分
煮汁
 赤ワイン……1本(750㎖)
 トマトピューレ……150g
 ローリエ…… 2枚
マッシュポテト
 じゃが芋……2個(300g)
 バター……30g
 おろしにんにく、こしょう……各少々
 牛乳……大さじ4
 塩……小さじ1/3
バター……20g
●オリーブ油

作り方

1 玉ねぎは縦半分に切って縦薄切りにし、耐熱ボウルに入れる。ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)に10分かける。
2 牛肉は食べやすく切って塩、こしょうをふり、小麦粉を薄くまぶす。舞茸、しめじは根元を落として大きくほぐし、マッシュルームは石づきを除いて半分に切る。
3 鍋にオリーブ油大さじ1を熱し、牛肉を入れる。こんがりとするまで転がしながら5~6分焼いてとり出す。
4 3の鍋にオリーブ油大さじ1を足して強めの中火で熱し、玉ねぎを入れて10~15分炒める。濃い茶色になったらにんにくのみじん切りを加え、香りが立つまで炒める。煮汁の材料を加えて鍋底を木ベラなどでよくこそげ、3を戻し入れる。煮立ったらふたをして弱火で1時間30分煮る。
5 マッシュポテトを作る。じゃが芋は1個ずつラップに包んで電子レンジに7分かける。皮をむいてボウルに入れ、温かいうちにバター、おろしにんにく、牛乳、塩、こしょうを加え、じゃが芋をつぶしながら混ぜる。
6 4にきのこを加え、ふたをとってときどき混ぜながら15分煮る。バターを加えて混ぜ、器にマッシュポテトとともに盛る。

◇◇◇

赤ワインとトマトを使った濃厚なスープに、牛肉ときのこのうまみが溶けて奥深い味わいに。小麦粉をまとわせて事前に焼いたお肉は、牛肉本来のしっかりとした旨味がありつつとっても柔らかく仕上がっていました。一見、難易度が高そうに感じられますが、材料も作り方も思ったよりシンプルなことに驚きます。マッシュポテトを添えることで特別感も演出できるので、クリスマスなどのイベント時にもおすすめです。

今年の冬は、本書の特集でこの「牛すね肉と3種のきのこの赤ワイン煮込み」をはじめとした煮込み料理を充実させてみてはいかがでしょうか。

調理、文=月乃雫

『3分クッキング』11月号


特集は「肉の煮込み」。付録は野菜別秋の副菜80

11月号の特集は「肉の煮込み」。ビーフシチューやシュクメルリ風、豚の角煮や牛すじ大根煮など、野菜と一緒にじっくりやわらかく煮た和洋の肉料理を30品お届けします。赤ワイン煮や煮込みハンバーグから、ほぼほったらかしで作れるポトフや水炊きまで。冬へ向かっていくこの季節にぴったりのレシピが勢ぞろい。
大ボリュームの別冊付録は「野菜別 秋の副菜80」。
大庭英子先生の連載「大人のレンチンおかず」は「生鮭」がテーマ。人気連載「飛田和緒さんのわが家の定番」は「『こんにゃく』はこうして食べる」です。