夏の間はさっぱりしたものを求めていた体も、この時期になってくると次第に濃厚さやこってりコクのある味わいが恋しくなってきます。体が温まる、ほくほくとした根菜も魅力的ですよね。また、体調を崩しがちなこれからの季節に向けて、しっかりと栄養を摂っておきたい時期でもあります。
『3分クッキング』2026年10月号の巻頭特集は、「れんこん・ごぼうの秋おかず」。その中に、ぶりの照り焼きにごぼうやピーマンなどの野菜をたっぷり盛り込んだ魅力的なレシピ「ごぼうとぶりの照り焼き」を発見しました。
おいしそうなのはもちろんですが、良質なタンパク質、DHA・EPAが摂れるぶりに、野菜の中でもトップクラスの食物繊維量を誇り、強い抗酸化作用を持つポリフェノールも豊富に含むごぼうを合わせた、まさに体を内側から整えたいときにぴったりの一品です。ぶり単体で照り焼きにするよりかさ増しにもなって、お財布にもやさしくいいこと尽くし! というわけで、筆者も作ってみることにしました。
黒酢でまろやかな酸味とコクをプラス
ごぼうとぶりの照り焼き
材料(2人分)
ごぼう……150g
ぶり……2切れ(160g)
(塩小さじ1/4、こしょう少々、片栗粉大さじ1)
ピーマン……1個(30g)
しょうがの薄切り……1かけ分
たれ
黒酢、酒、しょうゆ、水……各大さじ1と1/2
砂糖……大さじ1
赤唐辛子の小口切り……1本分
●ごま油
作り方
1 ぶりは1切れを4等分に切り、バットに重ねた網にのせ、塩をふって15分ほどおく。ごぼうは皮をこそげて4センチ長さに切り、めん棒でたたいてひびを入れ、食べやすく割る。ピーマンはヘタと種を除き、縦7ミリ幅に切る。たれの材料は混ぜる。
2 1のぶりの水気をふき、こしょうをふって片栗粉をまぶす。
3 フライパンにごま油大さじ1を熱してごぼうを入れ、焼きつけながら3分ほど炒める。端に寄せてぶり、ピーマン、しょうがを加え、ぶりの両面を1分30秒ずつ焼く。さっと炒めてたれを加え、照りが出るまでからめる。
◇◇◇
野菜をたっぷり加えることで、ぶり単体の照り焼きとはまた違った風味豊かな一品に。ごぼう特有の風味がふわっと香ってたまりません! また、ぶりに片栗粉をまぶすことで、表面は香ばしく中はふっくら仕上がります。
しょうゆと砂糖、黒酢をベースに作ったたれは、甘辛さの中に程よい酸味があり、こってりしすぎず後を引く味わい。しょうがと赤唐辛子のピリッとしたアクセントも相まってご飯が進みます。ピーマンの緑で彩りもよくフライパン1つで意外と簡単に作れるので、ぜひ秋の献立に取り入れてみてはいかがでしょうか?
調理、文=月乃雫
『3分クッキング』10月号
れんこん・ごぼうの秋おかず特集。付録は炊き込みごはん50
10月号の特集は「れんこん・ごぼうの秋おかず」。れんこんのハンバーグや肉巻き天、チヂミから、牛ごぼう、麻婆ごぼうなどごはんがすすむごぼうのおかず、さらにせいろを使った蒸し料理、便利な作りおきまで、バラエティ豊富にお届け。
大ボリュームの別冊付録は「秋の炊き込みごはん50」。
大庭英子先生の連載「大人のレンチンおかず」は「エリンギ」がテーマ。人気連載「飛田和緒さんのわが家の定番」は「『れんこん』はこうして食べる」です。

