やさしい甘さが魅力のさつま芋は、食事にもおやつにも大活躍する食材。食物繊維が豊富で加熱しても壊れにくいビタミンCが多く含まれているので、栄養面で見てもありがたい存在です。とはいえ、おかずとしてのバリエーションに悩むことはありませんか?

『3分クッキング』2026年9月号の巻頭特集は、「立派な主役になる じゃが芋・さつま芋のおかず」。その中に、おなじみの麻婆にさつま芋を取り入れた「麻婆さつま芋」という、ちょっと変わったレシピを見つけました。麻婆味に甘いさつま芋⁉  でも甘辛い味付けとも相性はいいので、言われてみればたしかに合いそうですよね。気になったので、早速作ってみることにしました。

ピリ辛味に甘いさつま芋がマッチ
麻婆さつま芋


材料(2人分)

さつま芋……(小)1本(200g)
豚ひき肉……150g
香味油
 にんにくのみじん切り、しょうがのみじん切り……各1かけ分
 ごま油……大さじ1
 豆板醤……小さじ1/2
 みそ……大さじ1
 しょうゆ……小さじ1
片栗粉……小さじ2(倍量の水で溶く)
青ねぎの小口切り……適量

作り方

1 さつま芋は皮つきのまま1.5センチ角に切って水にさらし、2~3回水をかえて水気をきる。
2 フライパンに香味油の材料を入れて熱し、香りが立ったらひき肉を加えて炒める。肉の色が変わったら1を加え、2分炒め合わせる。水1カップ、みそ、しょうゆを加え、煮立ったらふたをしてさつま芋に竹串がスッと通るまで弱火で4分ほど煮る。ふたをとって中火にし、水溶き片栗粉をまわし入れてとろみをつける。
3 器に盛り、青ねぎを散らす。

◇◇◇

豚ひき肉のうまみが溶けたピリッと辛い麻婆味に、さつま芋のやさしい甘さが絶妙なバランス! こんな使い方があったのかと驚きました。ごろごろ入っているさつま芋のほくほくとした食感もたまりません。ご飯とも合いそうですが、単体で食べても十分満足感を得られます。これから旬を迎えるさつま芋で、ぜひこの「麻婆さつま芋」も味わってみてください。さつま芋の種類を変えて作って、食べ比べてみるのも面白いかもしれません。

調理、文=月乃雫

『3分クッキング』9月号


立派な主役になる「じゃが芋・さつま芋のおかず」

9月号の特集は「立派な主役になる じゃが芋・さつま芋のおかず」。肉と合わせてごはんがすすむ炒めもの、煮もの、揚げものから、主食代わりになるチヂミやパンケーキまでバラエティ豊富にお届けします。じゃが芋をじっくり焼いたステーキや、さつま芋の肉巻き天ぷらなど、秋の食卓できっと歓声が上がる絶品が勢ぞろい。大ボリュームの別冊付録は素材2つでおいしく作れる「2素材炒め50レシピ」。
大庭英子先生の連載「大人のレンチンおかず」は「豆腐」がテーマ。人気連載「飛田和緒さんのわが家の定番」は「『いか』はこうして食べる」です。