大人世代のボディメイクで大切なのは、無理に体重を落とすことではなく、からだの土台となる骨格や筋肉の使い方を整えることです。実は、脂肪はズレた骨のまわりに、「体を守ろう」として善意でつくもの。ということは、ズレた骨を正しい位置に戻さないと、ダイエットとの戦いは終わりません。ボディメイクトレーナーのSachiyoさんは、著書『解剖学を偏愛するトレーナーがたどり着いた! こちら、40代が当たり前にくびれる方法です。』(KADOKAWA)の中で、骨のゆがみや解剖学的なアプローチに着目した効率的なからだの整え方を提案しています。 今回は同書の中から、無理なくすっきりとしたウエストラインを目指すためのヒントをご紹介します。

※本記事はSachiyo (著)による書籍『解剖学を偏愛するトレーナーがたどり着いた! こちら、40代が当たり前にくびれる方法です。』から一部抜粋・編集しました。

体をしっかり「内圧」で支えられるようにしていく

内圧は体を内側から支える
内圧は体の内側にできる空気と圧の「柱」のようなもので、背骨や骨盤、肋骨などの骨格や筋肉を助けてくれます。内圧がうまくできないと、体は筋肉だけで姿勢を支えようとして、本来は体を動かすための筋肉が体を支えるために使われてしまう「代償」が起きます。それが、肩のモリモリや下腹ポッコリといったスタイルの崩れ、反り腰、猫背、首痛や肩こりなどの不調につながります。

内圧が安定するとお腹をへこませなくても体幹が働き、下腹やウエストラインが「固まらずに」引き締まってきます。

腹腔内圧は第3の骨格とも呼ばれています

骨で構成されるのが第1の骨格で、最近注目を集めている「筋膜」が第2の骨格、そして腹腔内圧は第3の骨格として、体を支える重要な役割を果たしています。

体が本来持っている機能を取り戻す
多くの人は、本来しなやかに変化すべき内圧がうまく使われず、筋肉の力や姿勢のクセによってムリに体を支えています。そして体の各所に負担をかけ、姿勢を悪くしてしまっています。

私のエクササイズでは、内圧が適切に働く条件を取り戻すために、骨の位置や関連する筋肉の働きを追求して整えていきます。