「今から10年前の話です。原因不明の動悸と息切れに悩まされ、2つの病院を受診しましたが、結果は異常なし。しかし、症状は日々悪化するばかりです。そんなある日、大学病院での婦人科検診の日を迎えました。迷った挙句、受診することにした私。そこで、偶然、看護師さんが私の異変に気付き、病気が判明。運命を変えた出会いとは...」

焦った様子で私を呼び止めた看護師。私の「異変」とは

大学病院に着き、這うようにして婦人科へ。

帰りに通りかかったのが、「呼吸器内科」でした。

私の唇は青ざめていたようで、受付の看護師さんに呼び止められたのですが、彼女が内線で誰かと話していると「チアノーゼ」という言葉が聞こえました。

それから、血中の酸素濃度を調べられました。

看護師さんが焦った様子で、私を診察スペースに連れていき、医師も注射や点滴を用意していました。

いくつか試された点滴のおかげで容体が落ち着きました。

夫が駆けつけ、2人で医師から説明を聞きました。

病名は「間質性肺炎」。

原因不明な場合は治療が難しく、原因がなにかのアレルギーの場合はアレルゲンが特定できれば治療の見込みがある、とのお話でした。

隣に座った夫は涙ぐんでいました。

私は、酸素マスクをつけて安静にしていました。

どれくらいたったか、先生方が、私のアレルギー源を特定してくれました。

なんとあの、会食前日に飲んだ鎮痛剤が原因だったのです。

でも、病気を発症したのはそれより前なので、その時もその薬を飲んでいたようです。

その後、私が上向きに顔を上げて喉を開き、先生が上からなにか液体を流し込むという治療をしました。

これは、とても大切な治療とのことでした。

なんでも1度飲み込んでしまったら、2度目はできないそうです。

説明してくれたのですが、緊張していたためよく覚えていません...。

ドキドキしましたが、なんとかクリア! 肺の中がす~っと洗い流されるような感じがしました。

この治療が成功して良かった!

そしてあの日、会食の翌日、大学病院と内科で迷ったとき、大学病院を選んで正解でした。

私を呼び止めてくれた看護師さんにも感謝しています。

運命の選択ってそんなにないことだと思いますが、私にとっては命を救われた大きな選択でした。

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