会社員として働きながらイラストや漫画を執筆、そして子育てに奮闘するシングルマザーの「まる」さん。忙しくも充実した日々の中、まるさんは息子のリュウ君が通う保育園で、リュウ君が発達障がいかもしれないと指摘を受けてしまう。親一人子一人、ただでさえ大変なのにどうしたらいいのだろう...そうまるさんが思い悩む中で、息子は他の子に比べればゆっくりと、しかし確実に成長していく。そんな息子に寄り添ううちに、これは息子の個性かもしれないと思えるようになっていき...。
ときにつまずきながらも、一歩ずつ進んでいくまるさんと息子のリュウ君の日々を描いたコミックエッセイ『シンママのはじめて育児は自閉症の子でした』。その一部を紹介しつつ、それぞれのシーンを描いていたときの心情をまるさんに聞きました。
リュウ君の発語の遅さに悩んでいたまるさん。しかし、待ち望んでいた瞬間はある日突然やってきた!
2歳11カ月。リュウ君が初めて言った単語「パフ(=バス)」に大感激のまるさん。他の単語もすぐ! と期待し、周囲のアドバイスに従いいろいろな言葉を投げかけてみても、なかなか次の言葉が出てこない。