レトロな「ミニ扇風機」が約2倍のペースで売れる
続いてご紹介する小泉成器の「ミニ扇風機」は、まさに昔懐かしいレトロな青い羽根の扇風機。
風量ボタンは大きく、弱・中・強の3段階。ボタンを押すと昭和の扇風機さながら「カチッ」と音がします。最大180分の切タイマーはつまみの形をしていて回すと「ジリジリ」と音がします。自動首振りの調整は後ろのつまみを引く設定。いずれもザ・昭和な扇風機の特徴です。
ただサイズは高さ約40センチとミニサイズなので、足元やデスク周り、卓上で使いやすいのが新しいポイントと言えるかもしれません。
価格は6980円(税込)と特別安いわけではありませんが、2023年5月に発売されるやいなや、SNSを中心に話題が沸騰しました。
同社の他の商品と比べると、2倍ほどのペースで売れているそうです。
レトロブームというものは、自分の時間軸と離れているほど、その時代の文化やデザインにお洒落さや新しさを感じ、心を揺さぶられるのかもしれません。
2019年に平成が終了したことを考えると、今後は「平成レトロ」「平成ノスタルジア」と言うべきデザインが、新たなヒットを生み出す可能性もあるでしょう。