『今こそ使える昭和の仕事術 ビジネスマン30年生の経験がたった3分で身につく』 (後田良輔/かんき出版)第4回【全4回】
多くのビジネスパーソンがデジタルツールを使いこなす現代。反面、対人スキルが身についていない、コミュニケーションの正解がわからないという方も多いのではないでしょうか? 大手広告会社で30年間営業職として勤務した経験を持つ、気くばりのプロフェッショナル・後田良輔氏が、そんなお悩みを解決! 1テーマたったの3分で「昭和の仕事術(アナログコミュニケーション)」が身につきます。『今こそ使える昭和の仕事術 ビジネスマン30年生の経験がたった3分で身につく』から、知っている人と知らない人で大きな差が生まれる昭和の仕事術を紹介。昭和の仕事術を令和の今、生かしましょう!
※本記事は後田良輔著の書籍『今こそ使える昭和の仕事術 ビジネスマン30年生の経験がたった3分で身につく』(かんき出版)から一部抜粋・編集しました。
迷ったらとりあえず箇条書きする
【やり方】
要点を箇条書きで書く。
【効果】
短時間で読みやすいメールが書ける。
箇条書きとは「見える化」である
上司や取引先にメールを送る際、文面で悩んだことはないですか? 丁寧な文章を書かないといけないと思うほど、時間がかかる人は多いものです。
そこでおすすめなのが箇条書きです。
ビジネスの伝達に必要なのは、うまい文章ではなく一目で内容が伝わる文章です。
たとえば会議についてのメールであれば、
「会議のお知らせです。〇月×日の△時に第一会議室で行います。議題はコスト削減についてです。参加メンバーはA部長とプロジェクトメンバーとなります。よろしくお願いします。」
と書くよりも、
「会議のお知らせです。
•開催日時:〇月×日△時 @第一会議室
•議題:コスト削減対策
• 参加メンバー:A部長+プロジェクトメンバー
以上、よろしくお願いします。」
というように箇条書きした方がわかりやすく、また書き方に悩む時間も短縮できます。
トヨタ自動車は問題が一目でわかる「見える化」で、世界企業になることができました。
あなたも箇条書きを使えば、見える化に成功でき、わかりやすいメールが書けるようになりますよ。