大昔の服でも捨てられない!悩みに悩んで選んだ捨て方は、シンプルなものでした/原田さよ

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こんにちは。「さよのシンプルライフブログ」を主宰している原田さよと申します。

子供のころから片付けが苦手だった私は、体力も気力も落ちてきたと実感しはじめた50代に入ってから、ようやく重い腰をあげて家じゅうの片付けをはじめました。物をぐっと減らしたら、さまざまな悩みから解放され、生きるのがラクになりました。このコラムでは、苦手でも続けることのできた片付け方と、やる気を維持するコツなどについて書いています。

前回の記事はこちら→いつまで置いておきますか?人形供養、わが家の場合

今回は、「捨てられない」私が、服をどのように減らしたかについてご紹介します。

服の整理をする前に確認した2つのこと

50代に入ってからはじめた大片付けで、真っ先に「捨てたい!」と思ったのが、バブル時代に買ったたくさんの服でした。

片付け本を読んだりセミナーに参加するようになったりして、明らかに傷んでいる服は捨てられるようになりましたが、そういう大昔の服をどうしても捨てられません。

捨てる服の基準(この1年いちども着なかった服だから捨てる。サイズが合わないから捨てる。時代遅れのデザインだから捨てる)に従って分ける整理の仕方が正しいのだと、頭では理解できていても、行動にはなかなか移せなかったのです。

そこで、まず落ち着いて考えてみたのが、次の2つのことです。

●何十年も持ち続けた服を、この年になって整理したいと思った本当の理由はなに?
●私は服を捨てたあと、どうしたいの?

参照記事
「人生後半をラクに暮らすために、苦手な片付けを克服する一歩目を踏み出す。はじめにやっておくこととは」

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*何十年も持ち続けた服を、この年になって整理したいと思った本当の理由はなに?*

バブル期に買ったような古い服を着ることは、結婚後もずっとありませんでしたが、服にひっついている過去の良い思い出が捨てられなかったので、手入れだけは続けてきました。その作業が、年を重ねるにつれ、しんどくなってきました。

捨てられない服がたくさんあるせいでクローゼットに入りきらず、ロフトや屋根裏部屋にまで入れて保管しているということにも、ほとほと嫌気がさすようになりました。

みなさんはいかがですか?たくさんの服でギュウギュウ詰めになったクローゼットや、服の保管で、困るようになっていませんか?

*私は服を捨てたあと、どうしたいの?*

「着もしない服の手入れを続けるのはもうウンザリ!服を減らそう。捨てよう」。

「着る服だけが入ったクローゼットにして、いい気分で服を選び、楽しくでかけられるようになろう」。

「少ない服で着回していれば消耗も早いから、次の服を買うタイミングも早くくる。それも楽しみにしよう」。

私はこのことを頭に置いて、服の整理をやり直しました。

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捨てられなかった服を捨てる気にさせたこと

そのバブル期に着ていたようなたくさんの服を、どう減らしたか。

目の前に広げているだけではいつまでたっても決められないと思い、私はその大昔の派手な服のなかから、身体が入りそうなものを着て、全身が写る鏡の前に立ってみることにしました(何十年ぶり!?)。

すると、ああなんということでしょう...! 想像はしていましたが、ひどい。

身体はもちろん、その服の上に乗っている顔をまともに見ることができません。恥ずかしい。後姿を見ようと振り返るのですが、これもまたきつい。

そのうち可笑しくなってきて、誰もいないのに家の中でひとりゲラゲラと笑ってしまいました。もうこれは置いておいても仕方ありません。過去の良い思い出も、どうでもよくなりました。

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オークションに出品したり、リサイクルショップへ持ち込んだり、フリマに出したりして、お金に換えてみることもしてきましたが、服を手放すのに一番効果があったのは、この過去を着てみるという"試着"でした。

私のように、着ることもないのに捨てずに保管してある服がたくさんある人は、めんどうでも、いちど手を通してみてください。そうすれば、納得できなかった"服を捨てる一般的な基準"も、すっと受け入れられるようになると思います。

服が減ると、暮らしが変わり、生きるのもラクになります。大げさに聞こえるかもしれませんが、私は春になると、そう感じたときの気持ちを思い出します。

2017.4.21 毎日が発見プロフィール画像用1.jpg原田さよ
FC2ブログ公式ブロガー。累計1350万PVを誇る大人気ブログ「さよのシンプルライフブログ」主宰。1963年生まれ。もともと片付けが苦手で、スッキリした暮らしとは程遠い毎日を送っていたが、50歳を節目に家の大片付けをはじめる。部屋が片付くにつれ、生きやすくなっていることに気付く様子を綴ったブロクが人気を集め、書籍化に至る。まもなく娘が結婚、近くに住む義母との2度目の同居も控え、コツコツと片付けを続けている。著書に『今日からだれでも、片づけ上手。モノ、迷い、重たい気持ちとサヨウナラ』(SBクリエイティブ)。

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