ひらひら大根の歯ざわりがクセになる! デトックス効果も抜群な「ピーラー大根と鶏つくね鍋」

大根は年中手に入る身近な食材ですが、やっぱり旬の大根の瑞々しさは格別。でも、普通に切って煮込むと味染みにそれなりの時間がかかるため、さっと食べたい日には葉物野菜を選ぶ人も多いのではないでしょうか。『3分クッキング』2024年1月号の特集「おいしく大量消費 大根使いきりおかず33」に、時短をしつつおいしい大根を堪能できそうな魅力的なレシピ「ピーラー大根と鶏つくね鍋」を発見しました。

ピーラーを使って大根を薄くスライスすることで、煮込み時間を大幅短縮。また、味つけに梅を使うことでクエン酸やカリウム、マグネシウムを摂取でき、デトックス効果も高まります。年末年始のご馳走で体が疲れがちなこの季節にぴったりのお鍋です。そこで、早速筆者も作ってみることにしました。

ひらひら大根の歯ざわりがクセになる! デトックス効果も抜群な「ピーラー大根と鶏つくね鍋」 ピーラー大根と鶏つくね鍋_画像.JPG

ひらひらの大根で煮込み時間を短縮
「ピーラー大根と鶏つくね鍋」

材料(2人分)
大根..............................1/3本(300g)
肉だね
・鶏ひき肉.....................250g
・長ねぎのみじん切り......1/2本分(50g)
・おろししょうが............1/2かけ分
・酒、片栗粉..................各大さじ1
・塩..............................小さじ1/4
・こしょう.....................適量
・溶き卵........................1/2個分
鍋つゆ
・だし汁........................4カップ
・梅干し(塩分12%).........2個
・酒..............................1/4カップ
・しょうゆ.....................大さじ1

作り方

1大根は皮ごとピーラーで薄くスライスする。ボウルに肉だねの材料を入れてよく練り混ぜる。

2鍋つゆの梅干しは種を除いてちぎり、残りの材料とともに鍋に入れて火にかける。煮立ったら1の肉だねを10~12等分して丸めて加える。2~3分煮てアクを除き、大根を加えてさっと煮る。

◇ ◇ ◇

加熱が短時間で済むことで程よい大根の食感も残り、柔らかさとともにシャキシャキとした歯ごたえも感じられます。鶏つくねに生姜が含まれているため、食べていると体がぽっかぽかに。鶏と大根から出る出汁がじんわり体に染みわたり、ずっと食べていたいくらい幸せに包まれます。

玉ねぎでなく長ねぎのみじん切りにすることで、手間も少し減りますよね(笑)

今年は「ひらひら大根」という選択肢を加えて、旬の大根を満喫しようと思います。

調理・文/月乃雫

 
3分クッキング11月号(NTV版)表紙データ_w200px.jpg

『3分クッキング』1月号

大根使いきりおかず特集&別冊白菜BOOK

巻頭特集は、大根をおいしく大量消費できる「使いきりおかず33」。定番の煮ものはもちろん、炒める、焼く、揚げるおかずから、料理家おすすめの鍋もの3選、便利な「塩もみ大根のすすめ」まで、バリエーション豊富にお届けします。

大ボリュームの別冊付録は「白菜」。この冬ずっと使える白菜おかず50レシピが集結です。 好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「大根のポン酢漬け」。大庭英子先生の連載「大人の1皿ひとりごはん」では、材料も手間も最小限なのに楽しい気持ちになる3レシピをご紹介します。

※この記事は『3分クッキング1月号』からの抜粋です。
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