「オレのメシは?」...見ればわかるだろ/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典

【第1回から読む】「オレも家事・育児手伝うから」そもそもあなたの仕事です!/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典

『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』 (岡野あつこ:監修/日本文芸社)第2回【全9回】

「今日一日、なにやってたの?」
夫婦は相手を尊重してこそうまくいくもの。けれど、こんな無自覚な夫の一言によって、ときに妻をイラっとさせてしまうことも...。

夫婦問題研究家・岡野あつこ氏が監修する『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』では、「地雷ワード」をイラストを交えながら紹介。
「イクメン」「家族サービス」などが、なぜ妻をイラつかせるのか、しっかり解説。さらには言い換えワードも掲載しています。

本連載では、本書からうっかり言いがちなワードを厳選して紹介します!

※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。


<地雷ワード06>
オレのメシは?

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殿様気分ですべての家事は妻任せ

休日でも朝から赤ちゃんに起こされ、自分の食事すら離乳食の残りやパンをかじるなどしてすます妻。そこに朝寝坊して起きてきた夫が、何も用意されていない食卓を見て発しがちなひと言。妻の立場とすれば、「好きなだけ寝てる」というだけで不公平なうえに、いつ起きてくるのかわからず、離乳食づくりなどに参加する素振りも見せない夫のための朝食の優先順位は必然的に一番下となります。
また、これは夫の休日に、妻が体調を崩してソファで横になっているときなどにもよく聞かれるセリフです。相手の身体を気づかうより先に自分の食欲を満たすことしか頭にない夫に対し、妻はただただ脱力感を覚えてしまうでしょう。

<夫へのひと言>

ねーよ! 見りゃわかんだろ!!(28歳Fさん)

<地雷ワードの言い換え>

「オレのご飯もつくってもらえるとうれしいな」

本当は「休日くらいオレがつくるね」と言ってほしいところですが、料理下手だったり、台所を汚されたりしても困ります。妻に面倒をかけることへの申し訳なさをにじませつつ低姿勢でお願いすれば、つくるほうも気持ちよく料理できます

 

監修:岡野あつこ
夫婦問題研究家、公認心理師、社会デザイン学MBA。目白短期大学非常勤講師。1991年に離婚相談室を設立、相談件数4 万件以上を手がけた夫婦カウンセリングのパイオニア。離婚・夫婦問題カウンセラー養成講座で後進を育成。マル秘テクニックを交えた的確なアドバイスが好評。NPO 日本家族問題相談連盟理事長。『ある日突然妻がいなくなった―聞こえていますか、妻の本音』(ベストブック)、『産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか』(角川学芸出版)、『最新 離婚の準備・手続き・進め方のすべて』(日本文芸社)、『夫婦がベストパートナーに変わる77 の魔法』(サンマーク出版)ほか30 冊以上の著書がある。

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※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。

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