眉の基本の描き方
(1)眉尻の長さをあらかじめ決める
長めに描くなら小鼻と目尻を結んだ延長線上。短めに描くなら口角と目尻を結んだ延長線上に。この写真では短めに描いていますが、どちらが似合うかは鏡を見て自由に決めてみてください。
(2)眉山から描き始める
眉頭から眉尻まで一気に描くと細くなり失敗しがち。まずは眉山の位置を決め、眉尻まで描き、また眉山に戻って眉頭に向けて描く。この順番なら眉尻の方が色が濃くなり美しく仕上がります。
(3)眉頭の5〜10mmは描かない
(2)で描いた眉の終着点である眉頭は、5〜10mmほどは描かないのがおすすめです。眉頭まできっちり描くと、眉間が狭くなり怖い顔に見えてしまいます。
向かって左側が眉頭まで描いたNG例。右側に比べ、怒っているような印象になっています。
<うまく仕上げるコツ>
ブラシは別売りの長くて太いものがラク
付属のブラシを使ってももちろん構いませんが、描き慣れていない人や美しく仕上げたい人は、持ち手が長くてブラシの幅が太いものを取り入れてみてください。扱いやすく感じるはずです。
構成・取材・文/荒井さやか 撮影/向山裕信(cheek one) ヘアメイク/石川智恵