人気ガーデナー・水谷昭美さんの暮らしを拝見「わが家の収穫祭へようこそ」

静岡県熱海市在住の人気ガーデナー・水谷昭美さん。月刊誌『毎日が発見』の連載「暮らしの晴れ間」から、季節を感じ、日々をゆったりと楽しむ水谷さんの暮らしをご紹介します。今回は、「わが家の収穫祭へようこそ」をお届けします。

この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年11月号に掲載の情報です。

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軒先に柿を吊して天日干し。秋風に揺れる姿もかわいいものです。

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はさみ片手に庭をひと回りして小さな実を付けた枝を集めました。

何の気なしに並べたら、その赤さや丸さ、熟(う)れ具合、葉っぱの形までよく見える...。

四角いお皿をキャンバスにした植物画のようです。

花瓶に花を生ける代わりに、たまにはこんな風に晩秋を味わうのもいいですね。

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お皿の上には、小さな実り
青磁のお皿は、抜けるように澄んだ秋の空のよう。2枚を棚に飾って、野山の景色を楽しむように眺めます。

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玄関先には、おいしい実り
濃い紫色をした完熟の木通は枝先にかろうじて残っていたもの。色付き始めた柚子やいただきもののりんご、庭に咲いたまん丸の菊も添えて。

【11月の定番小鉢】甘栗とかまぼこのあえもの

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袋入りの天津甘栗が食べ切れなかったときに思いついた、簡単小鉢です。甘栗をあたり鉢で粗く砕き、食べやすい大きさに切ったかまぼこと合わせて、少量の薄口しょうゆで味を調えるだけ。最後に柚子を搾っていただきます。甘栗の甘味に、かまぼこの塩味とうま味、柚子の酸味が加わっておいしいですよ。

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構成・取材・文/飯田充代 撮影/斎藤大地

 

水谷昭美(みずたに・あきみ)さん

1951年生まれのガーデナー。静岡県熱海市在住。幼い頃から一途に独学で多くの植物を育て、憧れの里山暮らしを体現している。寄せ植え教室や熱海市の公園、駅周りの植栽を手がけたことも。

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