梅の酸味×甘辛味で、さっぱりしつつも食が進む!「牛肉、ごぼう、舞茸の梅じょうゆ煮」

長い夏が終わって寒くなってくると、温かくてしっかりした味の料理が食べたくなります。ごぼうなどの少し土臭さを感じる食材も、この時期に食べるとなんだかほっとしますよね。でも、その独特の風味が少し苦手、という人も。そんな人にもぜひ試してほしいのが、『3分クッキング』11月号の特集「絶品!主役になる煮もの」で紹介されている「牛肉、ごぼう、舞茸の梅じょうゆ煮」。

ごぼうの旬は、11~2月頃とまさにこれから。食物繊維とオリゴ糖を多く含むごぼうは、腸内環境を整えてくれる嬉しい食材でもあります。これをうまく活用しつつ、家族みんながおいしく食べられたら言うことないですよね。そこで、早速作ってみることにしました。

梅干しの風味でさっぱりと
「牛肉、ごぼう、舞茸の梅じょうゆ煮」

梅の酸味×甘辛味で、さっぱりしつつも食が進む!「牛肉、ごぼう、舞茸の梅じょうゆ煮」 牛肉、ごぼう、舞茸の梅じょうゆ煮_画像.JPG

材料(2人分)
牛肉(切り落とし) ......150g
ごぼう.....................(大)1本(200g)
舞茸........................1パック(100g)
梅干し(塩分10%)......2個(正味20g)
煮汁
・水........................1と1/2カップ
・しょうゆ、みりん...各大さじ1
・砂糖.....................大さじ1/2
●油

作り方
1 ごぼうは洗って皮を包丁の背で軽くこそげ、斜め薄切りにして水にさっとさらして水気をきる。舞茸は手で小さく裂く。梅干しは種を除いて小さくちぎる。
2 フライパンに油小さじ1を熱し、ごぼうを入れて3分ほど炒める。牛肉を加え、肉の色が変わるまで炒める。煮汁の材料、梅干し、舞茸を加え、煮立ったら落としぶたをして弱めの中火で20分ほど煮る。

◇◇◇

ごぼう、牛肉、舞茸とクセを感じる食材を使っているからこそ、甘辛い味つけと梅の酸味がその強さをおいしさに昇華させています。

ほっこり落ち着く秋らしさがありながら、さっぱりとした後味で重くなりすぎない絶妙なバランス! 冷めた状態でもおいしいので、お弁当のおかずとしても便利です。

また、牛肉にはたんぱく質、鉄分、亜鉛などの体を作る栄養が、梅には疲労回復やカルシウムの吸収を促進してくれるクエン酸が豊富に含まれていて、ごぼう以外の部分でも良いこと尽くし! 

今年の煮物レパートリーに、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか。

調理・文/月乃雫

 
3分クッキング11月号(NTV版)表紙データ

『3分クッキング』11月号

秋野菜たっぷり!主役になる絶品煮もの

巻頭特集は、秋野菜たっぷりの「絶品!主役になる煮もの」。鍋1つでできて、だしもいらない、栄養バランス◎の煮ものが30品。「甘辛味」だけでも17のバリエーションをご用意しました。里芋や長芋、きのこ類、れんこん、ごぼうといった根菜、冬に向かっておいしくなる葉野菜を、豚肉や鶏肉、牛肉、魚介とあわせて絶品煮ものに。ごく簡単なのにしっかり料理したような味わいと見た目で、失敗知らずのレシピばかりです。脱マンネリに、ぜひお役立てください。 好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「さつま芋の甘煮」。大庭英子先生の連載「大人の1皿ひとりごはん」では、材料も手間も最小限なのに楽しい気持ちになる3レシピをご紹介します。

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