いつまでも若々しい心と体でいるために大事なのは「ボディ」と「マインド」の両方からアプローチすることです。『人生が「楽しい!」であふれだす ポジティブウォーキング!!』(KADOKAWA)には、正しい歩き方を身につけ、いつまでも自分の足で歩ける体をつくるためのノウハウと、ハッピーマインドをつくるための心のワークが満載。さあ、元気で楽しく歳を重ねる極意をマスターしましょう!
※本記事は奥田 詠子著の書籍『人生が「楽しい!」であふれだす ポジティブウォーキング!!』から一部抜粋・編集しました。
自分軸を鍛えないと心も体もブレる
「自分軸」とは何でしょうか。
自分のことをおざなりにしている人は、自分よりも他人のことに目が行きます。
これは自分軸がブレた状態。一方、ブレない自分軸を持っている人は、自分が何をしたいのか、何を求めているのかが分かっています。
だから、他人は気にせず、自分にとって何が必要/不必要なのかを迷いなく判断できるのです。
こうしたマインドは、おのずと歩き方にも表れ、力強くいい歩きができるようになります。
私のレッスン生を見ていても、自分の気持ちを後回しにする方ほど「自分が何をしたいか」が見えず、歩きにも集中できていないため最初の一歩がブレやすく、うつむいてトボトボと歩きがちです。
体の軸も、心の自分軸もできていないのです。
私たちは意外に何かに寄りかかって立っています。
動ける筋肉があるのに使わず、眠ったままです。
軸がしっかりした自分になるには、筋肉を鍛えるのと同じように、ブレない心をつくること。
それができるのは、自分自身しかいません。
フタをしていた自分の気持ちに目を向け、「これから先、自分が何をしたいのか/何をすればいいのか」を明確にしましょう。