キッチンの道具類は、オブジェ感覚で飾る
最近はおしゃれな家電製品が増えているので取り入れたい。色を揃えるとキッチンのアクセントに。
調味料、シリアル、茶葉などはガラス瓶に入れて見せる収納にする。同じデザインで統一するとディスプレイとして引き立つ。
断捨離とは住空間のクリエイトです。
断捨離で余計なモノをなくしたら、空間はよみがえります。
キッチン道具やキッチン家電をオブジェとして飾り、みんなに見てほしいと思わせるような、美しい空間を作り上げましょう。
そのためにはキッチン道具を選び抜いたモノにすること。
その基準は値段ではありません。
モノはスペースたっぷりの窓辺や棚に飾れば引き立ちます。
どんな日用品であってもゆとりのある場所に置かれると、すてきなオブジェに見えることもあります。
反対にどんなに高級でセンスの良い食器や道具であろうと、隙間のないところにぎゅうぎゅうに積まれていれば、良さが発揮できません。
また、キッチン家電は用途で分けると数が増えがちです。
お菓子作りなどのマイブームによって揃えた家電もあるかもしれません。
でも、それらの出番がなくなっていたら、潔く手放すことをおすすめします。
次の使用機会を気にしてとっておくことは無用。
なぜなら、そのときのキッチン家電は進化しているはずだからです。
必要なモノだけを残し、それを住空間クリエイトの完成として楽しみながら飾る。
それは断捨離の仕上げです。
あなたにとっての理想のキッチンを作りましょう。
鍋に入れたのはなんと食べ終えた豆苗。新芽をグリーン感覚で窓辺に飾る。まな板もオブジェのように。アイディア次第ですてきなインテリアになる。
捨てると決めたらなるべく早く手放す
処分することを決めたら、迷わずすぐに手放しましょう。
せっかく捨てようといらないモノに分けたのに、先延ばしにとっておくのでは意味がありません。
最後に家の中から出してこそ断捨離です。
捨て方には、
1 ゴミとして出す(捨て方は下の表参照)
2 リサイクルショップ、フリーマーケット、ネットオークションに出して売る
3 バザーに持ち込む、教会などに寄付する などがあります。
ゴミとして出すのがもっとも簡単で手軽です。
自治体によって捨て方が違うので、よく確認しましょう。
自分にとってやりやすい方法、満足できる方法を選び、なるべく早く処分してください。
《ゴミとして捨てる》
※上記は一般例で、自治体によって異なります。
★「捨てたらOK」じゃない! やましたひでこさんの「断捨離から始める収納の法則」
★やましたひでこさんがキッチンの断捨離をアドバイス!「食器はうっとりするものだけ」
★「面倒くさい」をなくせる! 「断捨離」の生みの親、やましたひでこさんの片づけ・収納法
取材・文/細川潤子 撮影/原田 崇