新玉ねぎ×柚子こしょうでさわやか春おかず!「鶏肉と新玉ねぎの柚子こしょう焼きびたし」

これからの短い期間しか手に入らない、春のお楽しみ「新玉ねぎ」。フレッシュなみずみずしさと柔らかさ、生でも食べやすい甘さが魅力の食材です。筆者も、毎年スーパーに並び始めるのを楽しみにしています。玉ねぎには、疲労回復や免疫力アップが期待できるアリシンという成分が含まれていて、これは生で食べるのが一番効率よく摂取できるとされています。せっかく新玉ねぎがあるのなら、栄養面も考えて生でおいしく食べたい...!

『3分クッキング』20233月号の特集「バリエーションいろいろ 玉ねぎが主役のおかず」に、新玉ねぎを使ったとってもおいしそうなレシピを発見しました。「鶏肉と新玉ねぎの柚子こしょう焼きびたし」です。揚げた鶏肉のボリュームと新玉ねぎのみずみずしさに、柚子こしょう...。これは絶対おいしいに決まってる!ということで、早速作ってみました。

さわやかな辛みが味を引きしめる
「鶏肉と新玉ねぎの柚子こしょう焼きびたし」

新玉ねぎ×柚子こしょうでさわやか春おかず!「鶏肉と新玉ねぎの柚子こしょう焼きびたし」 鶏肉と新玉ねぎの柚子こしょう焼きびたし_画像.JPG

材料(2人分)
新玉ねぎ...............1個(200g)
鶏もも肉...............1枚(300g)
 (塩小さじ1/4 こしょう少々 小麦粉適量)
漬け汁
・だし汁...............1/2カップ
・しょうゆ............大さじ1
・柚子こしょう......小さじ1/2
・塩.....................小さじ1/4
●油

作り方
1 鶏肉は余分な脂を除いて一口大に切り、塩、こしょうをふり、小麦粉をまぶす。玉ねぎは縦半分に切って縦薄切りにし、バットなどに広げ、10分ほど空気に触れさせて辛みを抜く。別のバットに漬け汁の材料を混ぜ合わせる。

2 フライパンに油大さじ1/2を熱し、鶏肉を2~3分焼く。焼き色がついたら返し、弱火にしてふたをし、2~3分焼いて火を通す。

3 熱いうちに(1)の漬け汁に加え、玉ねぎを加える。さっと混ぜて20分以上漬ける。

◇ ◇ ◇

だし汁としょうゆを基本とした、柚子こしょうの効いたスッキリ味のつけ汁に、塩こしょうのみで味つけした鶏もも肉の唐揚げの肉々しさ、そして新玉ねぎのシャキシャキ食感と甘み。すべてがシンプルだからこそ、各素材の持ち味がふんだんに活かされ、春らしいさわやかな一品に仕上がっていました。

また、冷めてもおいしい、というより、むしろ少し置くことで新玉ねぎがなじんでよりおいしくなるので、作り置きとしても大活躍しそうです。これは、今年の春の定番料理間違いなしですね!

調理・文/月乃雫

 
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『3分クッキング』3月号

「玉ねぎ」が主役のおかず大特集!

大特集は、「バリエーションいろいろ 玉ねぎが主役のおかず」。いつも家にある玉ねぎは、野菜が何もないときの強い味方。脇役ではなく主役になるおかずを、たっぷり33品お届けします。こんがり焼いて肉みそをかけたステーキや、パリパリの歯触りの炒めもの、肉を詰めたバーグや肉巻きのほか、6種類の煮もの、春巻きなどの揚げもの、新玉ねぎを生で味わうおかず、そして便利な作りおきまで。ぜひ今日から早速お試しください。

好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「豚みそ」、「Mizukiのやみつき旬おやつ」は「ガーリックポテトチップス」です。

※この記事は『3分クッキング3月号』からの抜粋です。
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