血液サラサラ効果や生活習慣病の予防にも...! 「酢玉ねぎ」レシピ/村上祥子80歳 季節の保存食

80歳の現役料理研究家・村上祥子さん。彼女の忙しい生活を支えているのは、春夏秋冬、四季の野菜や果実で作っている保存食だと言います。そんな村上さんが毎日食べているという保存食を1冊にまとめた『村上祥子80歳 私がいつも食べている季節の保存食』(KADOKAWA)より、簡単にチャレンジできるレシピを紹介します。

※本記事は村上祥子著の書籍『村上祥子80歳 私がいつも食べている季節の保存食』から一部抜粋・編集しました。

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玉ねぎには血流を良くして血液をサラサラにし、血糖値を下げる働きがあります。その上、腸内環境を整え、血栓ができるのを予防するなど、たくさんの健康に貢献する成分を含んでいます。

酢玉ねぎは、玉ねぎと酢の効果が相乗して高血圧や糖尿病を予防し、コレステロール値を調整したり血栓ができるのを防ぐ効果があります。

スモークサーモンに酢玉ねぎを添えると紅白の美しい一品になり、おもてなしに重宝します。

酢玉ねぎ

・50gあたり23kcal ・塩分0.3g

材料 (できあがり650g)
玉ねぎ...500g
(A)酢...100ml
(A)水...50ml
(A)砂糖...大さじ2
(A)塩...小さじ1/2

作り方
血液サラサラ効果や生活習慣病の予防にも...! 「酢玉ねぎ」レシピ/村上祥子80歳 季節の保存食 1B.jpg1 玉ねぎは皮をむき、スライサーで薄切りにしてボウルに入れる。

血液サラサラ効果や生活習慣病の予防にも...! 「酢玉ねぎ」レシピ/村上祥子80歳 季節の保存食 1C.jpg2 鍋に(A)を入れて火にかけ、煮立ったらすぐに玉ねぎに加える。

血液サラサラ効果や生活習慣病の予防にも...! 「酢玉ねぎ」レシピ/村上祥子80歳 季節の保存食 1D.jpg3 皿を2枚ほどおもし代わりにのせて常温まで冷まし、瓶や保存容器に移す。30分後から食べられる。

紫玉ねぎの酢玉ねぎも同様にして作れます。

・冷蔵で1カ月保存できる。
・冷蔵すると酸味がまろやかになる。
・酢を同量の黒酢にすると黒酢玉ねぎになる。黒酢にはアミノ酸が豊富で、口当たりの良い酢玉ねぎに仕上がる。

酢玉ねぎをちょい足し

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明太子に

・1人分49kcal ・塩分0.9g

材料 (2人分)
酢玉ねぎ...50g
辛子明太子...30g
ごま油...小さじ1
一味とうがらし...少々

作り方
明太子は切り目を入れ、包丁の背でこそいで中身を出し、酢玉ねぎ、ごま油であえて一味とうがらしを振る。

トマトに

・1人分40kcal ・塩分0.1g

材料 (2人分)
酢玉ねぎ...50g トマト...1個
オリーブ油...小さじ1 こしょう...少々
パセリのみじん切り...少々

作り方
トマトを7mm幅の輪切りにし、酢玉ねぎをのせてオリーブ油をかけ、こしょうとパセリを振る。

めかぶに

・1人分34kcal ・塩分0.3g

材料 (2人分)
酢玉ねぎ...50g
めかぶ(味付き・たたき)...1パック(80g)
サラダ油...小さじ1

作り方
めかぶとサラダ油を合わせて混ぜて器に盛り、酢玉ねぎをのせる。

 

村上 祥子

料理研究家・管理栄養士。福岡県生まれ。20222月で満80歳を迎えた。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。著作は500冊以上。主な近刊に『祥子さん この知恵、いただきます。』『80歳、村上祥子さんの元気の秘訣は超かんたんレンチンごはんだった!』『 村上祥子さんの食べると生きる人生最高のレシピ』などがある。

※この記事は『村上祥子80歳 私がいつも食べている季節の保存食』(村上祥子/KADOKAWA)からの抜粋です。
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