YouTube登録者数3.3万人超の著者が教える高齢者向けトレーニング/「家トレ」のきほん

コロナ禍の外出自粛などにより、高齢者の日常の運動量が減っている昨今。

体を動かす機会が減ると、要介護となる、介護度が進行するなどの恐れがでてきます。

高齢者が運動を習慣化して「自分で動ける」状態を維持することは、介護予防・介護度の進行予防につながります。

2022年6月13日に発売された書籍『「家トレ」のきほん 飽きずに楽しく続けられる! 「自分で動ける」を維持するトレーニング』(翔泳社)では、「楽しく飽きずに続けられる」をテーマに、"家で気軽に取り組めるトレーニング"="家(うち)トレ"が50種類以上紹介されています。

本書は、介護エンターテイナー、作業療法士として活躍し、登録者数3.3万人超のYouTubeチャンネル『介護エンターテイメント脳トレ介護予防研究所』が高齢者や介護施設の関係者から好評の著者・石田 竜生さんが、やる気を保って続けられる体操を写真と動画でわかりやすく解説。

体操ごとに「なんのためにやるのか」「どこを鍛えているのか」を解説しているのでモチベーションを維持しやすく、負荷も調整できるので、体に動かしづらい部位がある人でも無理のない範囲で挑戦することができます。

YouTube登録者数3.3万人超の著者が教える高齢者向けトレーニング/「家トレ」のきほん 家トレ_サムネ/1枚目.jpg

▼本書で紹介する体操

きほんの家トレ
足首ぐるぐる体操、足の踏み出し体操、五感刺激体操
パンツ上げ下げ体操、おしりふきふき体操、快便マッサージ体操、尿漏れ予防体操
服脱ぎ体操、全身ゴシゴシ体操、口腔体操、舌の動き活発体操
すみずみぴかぴか体操、ぐっすりおやすみ体操 etc.

プラスワン家トレ
・ペットボトルを使った体操
 ひじ曲げ伸ばし体操、手首ひねり体操、ボクシング体操 etc.

・タオルを使った体操
 タオル引き寄せ体操、こりほぐし体操、ふんばり体操 etc.

・新聞紙を使った体操
 素振り体操、スイング体操、下半身ムキムキ体操 etc.

脳を鍛える家トレ
キツネと鉄砲体操、数字とグー体操、鏡文字体操、表情コロコロ体操
「は行」で表情作り体操、足の指で一人じゃんけん体操  etc.
YouTube登録者数3.3万人超の著者が教える高齢者向けトレーニング/「家トレ」のきほん 家トレ_2枚目.jpg

担当者に話を聞いてみました。
「(今回の本の狙いは?)高齢者の方が『自分で動ける状態』を維持するために家でできるトレーニングを紹介する本です。ターゲットは、主に高齢者の方や、介護をする人など。書籍の各トレーニングを紹介しているページ内にあるQRコードから、トレーニングの動画もみられるので、動きがわかりやすいです」

「(今回の本のイチオシポイントは?)本書のおすすめポイントは、お笑い芸人としても活動する著者が、かつらを被っておばあちゃんに扮し、楽しく飽きずに毎日続けられる体操を写真や動画で紹介していること。そして、まだまだ気になるコロナや、夏の暑さなどで外出できないときも、自宅でできること。また、 転倒リスクの軽減や快眠・快便、快適な食事など、目的にあわせたトレーニングができること。さらに、タオルやペットボトルなど自宅にある身近なもの利用した家トレ、脳に刺激を与える家トレも紹介していることとなります」

介護予防・介護度の進行予防のためにも、気軽に取り組める"家トレ"で継続的に運動を行い、健康維持に努めましょう。

 

石田 竜生(いしだ・たつき)
リハビリの国家資格である作業療法士として介護施設で働きながら、フリーのお笑い芸人活動を続けている。芸人活動で培った技術と作業療法士の経験をいかして、2018年一般社団法人介護エンタ―テイメント協会を設立。『人生のラストに「笑い」と「生きがい」を』をモットーに、「介護エンターテイナー」と名乗り、おばあちゃん(たつ婆)に変身し、全国でボランティアや講演活動中。開催したボランティアイベントは、のべ150 ヶ所を超え、講演会では、3万人以上の笑いを生み出してきた。「介護×笑い」に関する取り組みへの注目度は高く、多くのメディアに出演・執筆の実績がある。チャンネル登録者3万人以上、総再生数600万回以上のYouTubeチャンネルは、中高年や介護・医療職から絶大な支持を得ている。

この記事に関連する「暮らし」のキーワード

PAGE TOP