夏の「食欲低下」や「疲労回復」に! 夏野菜の「和風ピクルス」がおすすめ

最近、夏バテで食欲があまりない...という人も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、食欲増進効果が期待できる「夏野菜の和風ピクルス」をご紹介します。料理研究家でシェフの川上文代(かわかみ・ふみよ)さんに「和風ピクルスのここがイイ!」をお聞きしました。

夏の「食欲低下」や「疲労回復」に! 夏野菜の「和風ピクルス」がおすすめ 2207_P036-037_01.jpg

まろやかなうま味の和風ピクルスは、食欲が落ちがちな夏にぴったり。漬物のようにそのまま食べたり、おかずにアレンジして酢のパワーを積極的に取り入れてみませんか。

和風ピクルスはココがイイ!

1.冷蔵室で1カ月保存が可能

酢には静菌効果があり、冷蔵室で1カ月の長期保存が可能。たくさん野菜があるときや半端に使い残したときに作れば、野菜が無駄なく使い切れます。

※記事中で紹介している保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合がありますのでご注意ください。

2.夏の食欲低下、疲労回復に酢が効果的

酢の主成分である酢酸とクエン酸には疲労回復を促し、腸の動きを活発にする働きがあります。酸味による食欲増進効果とともに胃腸を健やかに保ちます。

3.1素材で手軽に野菜のうま味を味わえる

漬け汁に1つの野菜というシンプルなレシピなので、野菜そのものの味がしっかり味わえます。また野菜を替えて楽しむこともできます。

4.うま味のある漬け汁も使える

和風ピクルスの特徴の一つは、うま味たっぷりの漬け汁。炒めものや混ぜご飯、めんつゆなど、そのまま調味料として料理の味つけに活用できます。

取材・文/坂本典子、佐藤由香(シェルト*ゴ) 撮影/吉田篤史 栄養計算/スタジオ食

 

<教えてくれた人>

料理研究家&シェフ
川上文代(かわかみ・ふみよ)さん

「デリス・ド・キュイエール 川上文代料理教室」主宰。辻調理師専門学校を卒業後、同校、グループ校にてプロ料理人の育成に関わる。本格的なフレンチ、イタリアンの技術を礎に家庭料理に至るまで、オリジナリティ豊かな料理を提案。テレビ、雑誌等でも活躍中。

この記事は『毎日が発見』2022年7月号に掲載の情報です。

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