免疫機能を活性化! 「青じそジェノベーゼ・ソース」の作り方。パスタやサラダにアレンジも

免疫機能の活性化や抗酸化作用が高く、粘膜や皮膚を強化してくれる優秀食材・青じそ。今回はそんな青じそを大量に使用した保存食「青じそジェノベーゼ・ソース」の作り方をご紹介します。管理栄養士で料理研究家の村上祥子(むらかみ・さちこ)さんに教えてもらいました。

【前回】高血糖、高血圧に効果! 冷凍梅で「梅サワー」を作ろう。余った梅は「しょうゆ漬け」などにアレンジ

【保存食】青じそジェノベーゼ・ソース

青じそジェノベーゼには活性酸素を除去する効果があります。

作っておくと料理の幅も広がります。

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大さじ1(15g )あたり71kcal/塩分0.1g

材料(できあがり420g)
青じそ...100g
にんにく...1片
ケイパー...1瓶(43g/ワインビネガーを含む)
アンチョビ...3枚
エクストラバージンオリーブ油...200ml
粉チーズ(パルメザン)...80g

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作り方
(1)鍋に熱湯を沸かす。青じそを1/4量ずつ加え、2~3秒湯通しする。鮮やかな緑色になり、しんなりしたら網じゃくしですくう。

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(2)氷水を入れたボウルに移す。

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(3)全部湯通しが終わったらざるに上げ、水けを絞って縦横ともに1.5cmのざく切りにする。

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(4)ミキサーにオリーブ油を入れ、(3)を3回に分けて加えて回す。ピューレ状になったらにんにく、ケイパーはビネガーごと入れ、アンチョビを入れて滑らかになるまで回す。

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(5)最後に粉チーズを加え、滑らかになるまで回す。

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●冷蔵で1年保存できる。冷凍も可。

※保存容器は完全に乾いた清潔なものを使用する。
※保存期間は目安です。保存状態などにより異なる場合もありますのでご注意ください。

パスタ・ジェノベーゼ

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1人分338kcal/塩分0.7g

材料(2人分)
青じそジェノベーゼ...大さじ4
スパゲッティ(乾)...100g
ブロッコリー(小房に分ける)...50g
粉チーズ...少々

作り方
(1)鍋に熱湯1L(分量外)を沸かし、塩小さじ1(分量外)を加え、スパゲッティを表示時間に合わせてゆでる。ゆで時間が残すところ2分になったら、ブロッコリーを加えて一緒にゆで、ざるに上げる。

(2)鍋にスパゲッティとブロッコリーを戻し、青じそジェノベーゼを加えてあえる。

(3)器に盛り、粉チーズをかける。

アボカドと生ハムのジェノベーゼ

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1人分260kcal/塩分0.4g

材料(2人分)
青じそジェノベーゼ...大さじ2
アボカド...1個
ゆで卵...1個
生ハム...4枚(20g)

作り方
(1)アボカドは種に当たるまで包丁を入れ、くるりと切り目を入れて2つに分ける。種を外し、皮から実を取り出し、2cm角に切る。皮は器として使う。

(2) ゆで卵は殻をむき、8等分に切る。

(3)アボカドの皮の器2つに生ハムを入れ、果肉を戻し、(2)も加え、青じそジェノベーゼをかける。

キャベツのジェノベーゼサラダ

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1人分82kcal/塩分0.1g

材料(2人分)
青じそジェノベーゼ...大さじ2
キャベツ...100g
白炒りごま...少々

作り方
(1)キャベツは4~5cm角にちぎり、耐熱ボウルに入れ、電子レンジ600Wで1分加熱してざるに上げて水けをきる。

(2)ボウルに(1)を戻し、青じそジェノベーゼを加えて混ぜる。器に盛り、ごまを振る。

かじきのジェノベーゼ焼き

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1人分286kcal/塩分0.7g

材料(2人分)
青じそジェノベーゼ...大さじ4
かじき...2切れ(140g)
玉ねぎ(薄切り)...50g
ピザ用チーズ...25g

作り方
(1)器を2つ用意し、玉ねぎ、かじきの順に重ね入れ、青じそジェノベーゼをかけ、ピザ用チーズをのせる。

(2)ふんわりとラップをして、1つにつき電子レンジ600Wで2分30秒加熱する。

取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景)

 

<教えてくれた人>

管理栄養士 料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学内「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。

この記事は『毎日が発見』2022年6月号に掲載の情報です。

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