アルカリ性の万能洗剤、オキシクリーンを知っていますか？ 布類の汚れ落としやキッチン、水回りなど住まいのさまざまな汚れに便利に使えます。そこで今回は、家事アドバイザーの山﨑美津江（やまさき・みつえ）さんに、「オキシクリーンを使ったキッチン道具の洗い方」を教えてもらいました。
【前回】シミ抜きや黄ばみ、普段の洗濯にも！ 万能洗剤「オキシクリーン」を使った「衣類・布製品」の洗い方
キッチン道具
油汚れや、魚・肉などのたんぱく質汚れがたまりやすいキッチン周りはオキシクリーンが得意とするところ。
水筒のふたやパッキンの汚れも落とせます。
つけおき液
湯2Lに大さじ1
除菌・漂白
まな板
【After】
「つけおき液」に浸したふきんをまな板に広げてのせる。20分～1時間ほど放置し、すすぎ洗い。
※木のまな板はNG。
ふきん
【After】
ふきんを「つけおき液」に入れ、20分～1時間ほど放置してから、すすぎ洗いをする。最初に5分ほど煮洗いし、温度が下がってからオキシクリーンを入れるとより効果的。
食器類の茶渋
【After】
コーヒードリッパーやカップを「つけおき液」に入れ、20分～1時間ほど放置。緩んだ汚れをスポンジでこすり取る。
水筒・ポットのふた
1．ふたのパッキンなど部品を取り外し、「つけおき液」に入れ、20分～1時間ほど放置。
ふたをしてなるべく温度を保つ。
2．汚れが緩んでいるのでハブラシで細部の汚れをかき出す。
【After】
※水筒の本体は塗料がはげる恐れがあるのでつけおきしない。
やかんや鍋の焼けつき
1．大きな鍋に「つけおき液」を作り、やかんを入れる。火にかけて3分ほど煮洗いして20分～1時間ほど放置。
2．緩んだ汚れをスポンジでこすり取る。頑固な場合は重曹でこすり落とす。鍋の焼けつきも同じやり方。
【After】
※ステンレス以外の金属はNG。
《食洗機にも》
4人用機種で小さじ1
食洗機にオキシクリーンを指定量入れて、通常コースで洗浄。食器だけでなく庫内の汚れも落ち、除菌されてニオイもなくなります。
取材・文／米原晶子 撮影／原 努
