8月も終盤になり、秋が待ち遠しくなるこの季節。でもまだまだ暑い日は続くし、できればあまりキッチンに立ちたくない......。そんな時、調理に電子レンジを活用する人も多いと思います。でも電子レンジ調理といってもいろいろあって、いったん取り出してから混ぜて再び過熱したり、それ以外の工程が面倒だったり、「だったらもうフライパンでやるわ!」と言いたくなるものもありますよね。
そんな中で、『3分クッキング』9月号の特集「レンチン1回ででき上がり!電子レンジで王道おかず」に良さげなレシピを見つけました。その名も「えび入り五目うま煮」。中華というと少し大変そうなイメージを持つ人もいますが、これはレンチン1回でできると明記されているので安心!
海老は高たんぱく低カロリーで、しかも抗酸化作用のあるアスタキサンチンを含んでいます。夏に受けたダメージ修復のためにも、積極的に摂りたいですよね。そこで、早速作ってみることにしました。
うずら卵は仕上げに加えて予熱で温める
「えび入り五目うま煮」
材料(2人分)
むきえび............150g
(酒大さじ1 片栗粉小さじ1)
玉ねぎ...............1/2個(100g)
にんじん............1/3本(60g)
生椎茸...............3枚
合わせ調味料
・オイスターソース...大さじ2
・酒........................大さじ1と1/2
・砂糖、酢...............各大さじ1/2
・鶏ガラスープの素...小さじ1
・片栗粉..................小さじ2/3
うずら卵水煮......4~6個
酢.....................小さじ2
ごま油...............小さじ1
作り方
1.玉ねぎは6等分のくし形切りにし、1枚ずつはがす。にんじんは1~2mm厚さの半月切り、椎茸は軸を除いて半分に切る。えびは背に切り目を入れて背ワタを除き、酒、片栗粉をしっかりもみ込む。
2.耐熱の器に1を入れて混ぜ、合わせ調味料の材料をよく混ぜてかける。ふんわりとラップをして両端を1cmほどあけ、電子レンジ(600w)に6分~6分30秒かける。
3.とり出してラップをはずし、うずら卵、酢、ごま油を加えて全体を混ぜ、再びぴったりとラップをして1分ほどおく。
◇◇◇
片栗粉を先に混ぜると固まるのでは?という不安がありましたが、海老や玉ねぎなどの食材から水分が出るため、混ぜれば問題なくとろみのあるあんに仕上がりました。オイスターソースや海老、しいたけのうまみが効いていて絶品です。豚肉や白菜、ねぎをプラスするなどいろいろとアレンジもできそうなので、冷蔵庫にある食材を活用して作ってみるのもアリ。余り食材の消化レシピとしても役立ちそうです!
調理・文/月乃雫