今年の夏も連日30度超え、暑い日だと35度を超えることもあり、歩くどころか外に出た瞬間から体力もメンタルも削られますよね。でも、だからってまったく家から出ない生活もなかなかに難しい......。疲れると食欲も行方不明になりがちですが、どうにか体力を維持しつつ夏を乗り切りたい......。
そんな中で、気になるレシピに出会いました。『3分クッキング』8月号の特集「おいしく食べきる!なす・きゅうり」に掲載されている、「きゅうりといかのレモンしょうが炒め」。色味も暑苦しくなく涼しげで、疲れていてもこれなら食べてみようかな、という気持ちになれそうです。
また、きゅうりに含まれるカリウムは余分な水分と塩分を排出する働きを持っており、むくみやだるさを軽減してくれます。いかには疲労回復効果があるタウリンも豊富! これはありがたい! 早速、作ってみることにしました。
暑い日にうれしい、あっさり爽やかな味
『きゅうりといかのレモンしょうが炒め』
材料(4人分)
きゅうり............5本
(塩小さじ1)
紋甲いか(胴)......200g
(塩、こしょう各少々 片栗粉小さじ2 ごま油小さじ1)
合わせ調味料
・おろししょうが......1かけ分
・レモン汁、水.........各大さじ1
・塩.........小さじ1
・砂糖......小さじ1/2
●オリーブ油
作り方
1 きゅうりは塩をふって板ずりをして5分ほどおき。しんなりしたら水気をふいて一口大の乱切りにする。いかは裏面に格子状に切り目を入れ、2cm幅に切って塩、こしょう、片栗粉、ごま油をふって混ぜる。合わせ調味料の材料は混ぜる。
2 フライパンにオリーブ油大さじ1を熱し、いかをさっと炒めていったんとり出す。
3 フライパンをペーパータオルでふき、オリーブ油小さじ1を熱し、きゅうりを2分ほど炒める。いかを戻し入れてさっと炒め、合わせ調味料を加えて炒め合わせる。
◇◇◇
いかときゅうりの淡泊な味わいを、塩とレモン、しょうがが爽やかにさっぱりと仕上げてくれています。いかに片栗粉をまぶしていることで程よく調味料が絡み、食べごたえもしっかり。あっという間に完食してしまいました。これは夏の定番メニュー確定です。夏に弱くて体力も食欲も落ちてしまいがち......という人は、ぜひ試してみてくださいね。
調理・文/月乃雫