マスク生活が始まってメイクがしっくりいかない...。そう感じる人も増えたのではないでしょうか? 同じメイクでもマスクの色や形によって顔の印象は変わるものです。マスクメイクのスペシャリストざわちんの著書『品よく可愛いが叶う 大人のマスクメイクBOOK』(アスコム)より、マスク美人のメイク方やマスクメイクの基本、エイジング対策、スキンケアなどマスク時代のメイク術をご紹介します。
今まで一般的だったメイクの常識やルール
一度、すべて忘れてみませんか
エイジングのお悩みを抱えている皆さんは、メイクのトレンド変遷を知り尽くし、いろいろなメイクを試してきたと思います。
だからこそ、メイクのいろはも知っているはず。
でも、そのメイクのいろはが、実は壁になっているとしたら......。
アイブロウは骨格に沿って描く、チークは頬骨の一番高いところを中心にのせる。
今まで一般的に知られてきたそんなメイクの常識やルールは、マスクメイクでは当てはまらないことがあります。
マスク時代は、メイクも意識改革が必要。
メイクの常識やルールを忘れることが、マスク美人をつくる第一歩になるかもしれません。
【Before】
【After】
肌のくすみやクマが気になる人のおすすめベースメイク
透明感がなくなり肌がくすむようになった、代謝が落ちたからか目の下のクマが気になるという人は、ベースメイクでカバーしましょう。
といっても、ファンデーションを厚塗りしてカバーするのではなく、悩みの種類、箇所に合わせてコントロールカラーやコンシーラーを使い、肌を明るく均一に整えるのです。
このひと手間が、美しい肌感をつくるポイントになってきます。
【OK】イエロー系とオレンジ系のコントロールカラーで茶グマも青グマも撃退!
1.クマをカバーするようにオレンジのコントロールカラーをオン
オレンジのコントロールカラーで、目の下のクマの部分、また目尻のきわをカバー。茶系のクマの人は、イエロー系のコントロールカラーを、青みの強いクマの人はオレンジ系を選ぶのがおすすめです。その上からリキッドコンシーラーを塗ると白浮きせず、きれいに仕上がります。
2.コンシーラーで影を消して肌を明るく見せる
目頭部分と目のくぼみ部分にイエロー系のコンシーラーをのせて影を消します。あえて彫りの深さを消すことで、肌のトーンが上がり、くすみのない明るい肌をつくることが可能。影がないので透明感も出てきます。
【Point】ハイライトでさらにトーンアップ!
点線の部分にハイライトをのせることで、リフトアップ&トーンアップして見え、卵型の女性らしいフェイスラインを演出することができます。頬の中心にはチークをのせて。
【まとめ読み】『品よく可愛いが叶う 大人のマスクメイクBOOK』記事リストはこちら!
マスク時代に合ったメイク術からスキンケアまで全4章にわたってマスク美人の作り方を解説してくれています。