マスク生活が始まってメイクがしっくりいかない...。そう感じる人も増えたのではないでしょうか? 同じメイクでもマスクの色や形によって顔の印象は変わるものです。マスクメイクのスペシャリストざわちんの著書『品よく可愛いが叶う 大人のマスクメイクBOOK』(アスコム)より、マスク美人のメイク方やマスクメイクの基本、エイジング対策、スキンケアなどマスク時代のメイク術をご紹介します。
目元やフェイスラインなどのお悩みもテクニック次第で即解決
自分の顔に対する悩みは、誰にでもつきものです。
そして、その悩みは、テクニック次第で必ず解決できるもの。
悩みをずっと引きずっている人は、そのテクニックをまだ知らないだけなのです。
テクニックといっても、決して難しいものではありません、ちょっとした違いを出すだけでも、顔の印象は大きく変わります。
ですが、例えば、目を大きく見せたい、目元を強調したいという思いでアイラインを太く描いてしまうことがありますが、実は逆効果ですし、今っぽくありません。
自然に目元を強調したいなら、まつ毛の間を埋めるようなアウトラインとインラインがカギ。
とても自然に目元がはっきりするので、さらに強調されて大きく見え、目の印象が強く残るようになります。
ここでは、ほかにも目の形や眉毛、まつ毛などのお悩みを解決する方法を紹介していきます。
そして、これらのテクニックのほかに、もうひとつ重要なポイントが。
メイクはアイブロウ、アイラインなど、ラインを入れることが多いのですが、とにかくラインをきれいに描くことを意識してみてください。
どんなにバランスよくメイクできていたとしても、ガタついたラインは、ガサツな印象を与えます。
ラインがきれいだとそれだけで洗練された雰囲気をかもし出すことができるのです。
一重/奥二重の人のおすすめアイメイク
一重や奥二重の人のメイクの悩みで多いのが、目が腫れぼったく見える、目を大きく見せることが難しいというもの。
マスクで目元が強調されるため、以前より気になるようになったという人も増えています。
そんなお悩みを解決するのが、ブラウン系のアイシャドウと細くしっかり描いたアイライン。
基本のマスクメイクをベースに、ちょっと色や描き方を変えるだけでがらりと変わります。
▼アイシャドウ
【OK】マットめなブラウンのアイシャドウで立体感を演出
【Point】やりすぎず、ブラウンの濃淡だけで描く
アイホール全体に淡いブラウンをのせ、目のきわ3~5mm程度の幅に濃いブラウンをのせます。さらにブラウンのアイラインで濃いブラウンとアイラインの間を埋めるようにすればグラデの完成。
▼アイライン
【OK】目尻をすっと横に流すラインで目元を強調
1.ブラウンのペンシルアイライナーでまつ毛の間を埋めるように上ラインを描く。目尻は横に流して。
2.目元を強調させるため、ブラックのアイライナーで目頭から目尻まで上だけインラインを描く。
【NG】太いアイラインは目を小さく見せることも
目を大きく見せようとブラックのアイラインを太く描いてしまうことがありますが、これはNG。逆に目を小さく見せてしまいますし、ナチュラルさにも欠けるので避けて。
【NG Point】アイライン
目を大きく見せようと太く描いたブラックのアイライン。ラインがはっきりしすぎているため、けばけばしく見えてしまいます。何より目を閉じたときに、まぶたに黒々としたラインが見えてしまって不自然に。
【まとめ読み】『品よく可愛いが叶う 大人のマスクメイクBOOK』記事リストはこちら!
マスク時代に合ったメイク術からスキンケアまで全4章にわたってマスク美人の作り方を解説してくれています。