お肉と相性抜群! 酢みそしょうがを使った「ジンジャーステーキ」/しょうがの保存食レシピ(6)

血行を促進し、体を温めてくれる「しょうが」は、冷え性改善に嬉しい食材として積極的に取り入れたいもの。ほかにも強い抗菌力、消化・吸収能力を高める、アンチエイジング、コレステロールの調整などしょうがの健康パワーはたくさんあります。管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに「スライス酢みそしょうが」を使った「ジンジャーステーキ」のレシピを教えていただきました。

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スライス酢みそしょうが

酢とみそでしょうがを漬けます。

お肉や魚との相性もいいですし、味のアクセントにトッピングとして使うのもおすすめです。

保存期間
冷蔵で約1年間保存可能。
常温保存は避ける。

材料(作りやすい分量/できあがり約400g)
しょうが...200g(正味)
(A)みそ...50g
(A)練り白ごま...50g
(A)砂糖...50g
(A)米酢...50ml

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作り方
① しょうがはよく洗って水けをふく。新しょうがは皮付きで、ひねしょうがも汚れているところだけ取り除き、1~2mm厚さの薄切りにしてボウルに入れる。

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② 鍋にAを入れて火にかけ、木べらで混ぜながら滑らかに煮立ってきたら火を止める。

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③ ①に②を加える。

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④ 木べらでよく混ぜて常温まで冷まし、瓶に入れる。30分後から食べられる。

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「ジンジャーステーキ」

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1人分368kcal/塩分1.6g

材料(2人分)
牛ロース肉(ステーキ用)...1枚(140g)
塩、こしょう...各少々
オリーブ油...小さじ1
クレソン...1わ
スライス酢みそしょうが...大さじ2
万能ねぎ(小口切り)...少々

作り方
① クレソンは葉先を摘み取り、冷水に放し、パリッとさせてざるに上げる。

② 牛肉は室温にもどし、ペーパータオルに挟んで余分な水分を取り、塩、こしょうをふる。熱したフライパンにオリーブ油を引いて牛肉を入れ、中火で3分、裏返して中火で3分、両面をこんがりと焼き、取り出す。

③ フライパンに残った油にスライス酢みそしょうがを入れ、万能ねぎを加えて温め、火を止める。

④ 器に①を盛り、牛肉を幅2cmのそぎ切りにしてのせ、③のソースをかける。

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取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)

 

<教えてくれた人>

管理栄養士 料理研究家
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん

料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡県生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。同大学にある「村上祥子料理研究資料文庫」で50万点の資料が一般公開されている。

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(村上祥子/女子栄養大学出版部)

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この記事は『毎日が発見』2021年1月号に掲載の情報です。

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