パパッと柔らか味しみしみ! 旬のかぶを使った「かぶと鶏肉の角煮」

味しみがよく、火の通りも早い冬の旬野菜「かぶ」。肉質が柔らかく舌触りも良いので、さまざまな料理に活用できますよね。お漬け物やあんかけに使うことが多いでしょうか...。筆者はお漬け物を作ることが多いです。

先日、そんなかぶ料理のレパートリーにぜひとも加えたい、素敵なメニューを発見しました。『3分クッキング』1月号の特集「5大冬野菜たっぷりおかず」に掲載されている「かぶと鶏肉の角煮」! 角煮というと時間がかかるイメージですが、かぶと鶏もも肉で作れば素早く味しみしみに。

かぶにはビタミンCやカリウム、鉄、葉酸、食物繊維などの栄養が豊富に含まれています。家でごろごろしながらだらだら食べて、おまけにお酒もたくさん飲んでしまいがちなお正月にぴったり! 胃もたれ改善や体力の維持に一役買ってくれそうです。

煮汁のうまみをしみ込ませて
「かぶと鶏肉の角煮」

パパッと柔らか味しみしみ! 旬のかぶを使った「かぶと鶏肉の角煮」 かぶと鶏肉の角煮_画像.JPG

材料(4人分)
かぶ(葉つき)......4個(500g)
鶏もも肉............(大)2枚(600g)
煮汁
・だし汁..................2カップ
・しょうゆ...............大さじ4
・酒、みりん、砂糖...各大さじ2
・塩........................少々
●油

作り方
1.鶏肉は余分な脂を除き、1枚を4等分に切る。かぶは皮をむいて横半分に切る。葉は熱湯でさっとゆで、冷水にとって冷まし、水気を絞って6cm長さに切る。

鍋に油小さじ1を熱し、鶏肉の皮目を下にして並べ入れる。こんがりとするまで3分ほど焼いたら返してさっと焼く。

煮汁の材料を加え、煮立ったらアクを除き、弱めの中火で5分ほど煮る。

鶏肉の下にかぶを入れ込み、落しぶたをして弱めの中火で15分ほど煮る。器に盛り、かぶの葉を添える。

◇◇◇

最初に皮目からしっかり焼くことで、余計な脂が落ちて皮までおいしく食べられます。とろっとしたかぶとほろほろ食感の鶏肉から出汁がじゅわっと溢れだし、体に染み渡るこの感覚...! 寒い日に嬉しい、幸せな瞬間ですね。さっと茹でたかぶの葉も、合間に食べると味のアクセントに。

豚肉で作った角煮ほどこってりはしていないので、日常使いにちょうどいい塩梅。鶏肉なら、お財布にもやさしいですよね。今年の新たなかぶ料理に、この「かぶと鶏肉の角煮」を加えてみませんか?

【まとめ読み】3分クッキングのレシピ記事リスト

調理・文/月乃雫

 
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『3分クッキング』1月号

大根、白菜、かぶ、ほうれん草、ブロッコリーの5大冬野菜たっぷりおかず

大特集は、5大冬野菜たっぷりおかず。大根、白菜、かぶ、ほうれん草、ブロッコリーをたくさん食べられるおかずを、野菜別にご紹介します。定番の煮ものや炒めものはもちろんのこと、大根なら餃子やグラタンにしたり、白菜を春巻きにしたり、ブロッコリーを中華風の鍋に使ったりと、新しいご提案も。パパッと作れる副菜レシピも掲載していますので、余った野菜を使い切りたい時にもぜひご活用ください。
好評連載「飛田和緒さんのひだめしの素」は「長ねぎの甘酢マリネ」、「Mizukiのやみつき懐かしスイーツ」は「ミルクババロア」です。

※この記事は『3分クッキング1月号』からの抜粋です。

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