全国各地で栽培されている柑橘類の中で、最も寒さに強いのが「ゆず」です。皮、実ともにビタミンCが突出して豊富で、皮にはポリフェノールやリラックス効果のある香りの成分がたっぷり。お手頃値段でたくさん手に入るこの時期、ぜひ皮ごと加工して食卓を彩り、そして健康作りに役立ててください。今回は、管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに「ゆずぽん酢の作り方」を教えていただきました。
手作りゆずぽん酢「柚香酢(ゆこうず)」
材料(できあがり150ml分)
ゆずの搾り汁...大さじ2
みりん...大さじ2
しょうゆ...大さじ3
〈かつおだし〉
(A)水...大さじ4
(A)削りかつお...小1/2パック(2~3g)
※〈かつおだし〉を作っておく。耐熱容器にAを入れてラップをかけずに電子レンジ600Wで30秒加熱する。取り出して茶こしでこす。大さじ3を使用する。
作り方
① 耐熱ボウルにかつおだし大さじ3とその他の材料を全て入れる。
② ラップをかけず、電子レンジ600Wで30秒加熱する。取り出して保存瓶に入れ、冷めたらできあがり。
Memo
・冷蔵で1カ月保存可能。
※保存容器は清潔で完全に乾いたものを使用する。
市販のものでは味わえない、香り豊かなぽん酢です。
一度作ると手放せないおいしさ。
おひたしや焼き魚にかければ減塩にも。
お鍋の季節は大活躍しそうです。
「湯豆腐」
1人分102kcal/塩分0.8g
材料(2人分)
もめん豆腐...200g
長ねぎ...1本
昆布(5cm角)...1枚
柚香酢...大さじ2
作り方
① 豆腐は十字に切り、長ねぎは1cm幅の斜め切りにする。
② 鍋に水2カップ(分量外)と昆布を入れて煮立たせ、①を加えて火を通す。
③ 器に柚香酢を入れ、つけていただく。
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取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)