大人世代にとって、髪の悩みは尽きないもの。いろいろ試行錯誤してみても、コンプレックスは消えず、解決策が見いだせない...。そんなあなたに今回お届けするのは、自分で白髪ケアする際の疑問について。ヘアメイクアップアーティストとしても活躍する、えがお美容室の向井みえさんに、6つの疑問について教えていただきました。
こんなとき、どうすればいい?
Q.パーマだと白髪が染まりにくい...。どう染めれば良い?
ダメージのある髪の毛はどうしても染まりづらくなります。先にパーマをかけて1、2週間あけてからカラーをしてください。順番を逆にすると色持ちが悪くなるので注意して。
Q.髪が薄い部分に白髪染めを塗るのが不安。薄毛が進行したりしないでしょうか?
ヘアカラーは頭皮への刺激になるので、薄毛が進行しないとは言い切れません。アミノ酸やヘマチン配合のシャンプーで、残留したアルカリ剤を落とすことが重要。
Q.白髪染めは何色を選べば良いのでしょうか?
白髪が少なくて髪を明るくしていない人は黒。白髪が多く少し明るく染めたい人は茶色を選ぶと良いでしょう。ただ、真っ黒の髪は不自然に見えがちなので茶系の方が失敗しにくいかもしれません。
Q.市販の白髪染めを試したけど、すぐに色が抜けてしまう...。
ヘアマニキュアの場合は、薬剤を塗布した後にドライヤーで温めてから時間をおくと染まりやすくなります。ヘアカラーの場合、もう1トーン暗めの色を選ぶと色持ちが良くなる可能性も。
Q.生え際をうまく染めるコツを教えてください。
ブラシを寝かせて使うとヘアカラー剤をしっかり塗布することができます。また、顔周り、つむじ、もみあげは染まりづらいので薬剤をしっかりブラシにとってから塗布していきましょう。
Q.染めるときは老眼鏡を外すので、鏡が良く見えません
眼鏡のつると耳にかける部分にラップを巻いてカバーしてみてください。眼鏡を外して染めたい人は、拡大鏡を使うのもありですね。手で持つ必要のないスタンド式が便利です。
【まとめ読み】特集「「白髪」「薄毛」の悩みを解決」記事リスト
取材・文/荒井さやか 撮影/楠本隆貴(will creative) 吉原潤一 イラスト/糸井みさ