これからの時期、ますますおいしくなってくる「なす」。約94%が水分で、発汗などで不足しがちな水分を補い、熱のこもった体を中からクールダウンするのに最適な野菜です。「蒸しなす」を作ってストックしておくと、「熱中症や夏バテ防止の一品」をすぐにプラスできるので、ぜひ常備してみてください。管理栄養士で料理研究家の村上祥子さんに、「翡翠なすのベトナム風アレンジレシピ」を教えていただきました。
「なすのベトナム風」
翡翠なすを使うときれいな仕上がりに。ナンプラーが苦手な場合はしょうゆで代用します。
1人分176kcal/塩分1.5g
材料(2人分)
(A)湯...大さじ3
(A)砂糖...大さじ1
(A)ナンプラー...大さじ1
(A)レモン汁...大さじ1
(A)おろしにんにく...小さじ1/2
(A)ごま油...小さじ1
(A)赤とうがらしのみじん切り...適量
豚ひき肉...100g
翡翠なす...150g
パクチー...2本
作り方
① 耐熱ボウルにAを入れ、豚ひき肉を加えて混ぜる。
② 翡翠なすは2cm角、5~6cm長さの棒状に切る。
③ ①に②を加え、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで6分加熱する。
④ 器に盛り、パクチーをはさみで切って散らす。
「翡翠なす」の作り方
100gあたり19kcal/塩分0.1g
材料
なす(皮をむいたもの)...500g
作り方
① なすはヘタを切り落とし、ピーラーで皮をむく。
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② 塩少々(分量外)をつけてまんべんなく全体をもむ。
③1本ずつラップで包む。
④ 電子レンジ庫内に小皿(耐熱)を1枚置き、耐熱皿にのせた③をのせ、600Wで10分(100gにつき2分で計算)加熱する。
⑤ 冷水に取って粗熱を取り、ラップを外し、保存容器に移し、冷蔵保存する。
- 冷蔵で5日、冷凍で1カ月保存できる。
- 塩で丁寧にもむのがきれいな仕上がりのポイント。
取材・文/石井美佐 撮影/スタジオCOM(中野正景・江口 拓)