みずみずしさにあふれた夏野菜が出回る季節、自家製の漬物を楽しんでみませんか? 旬の野菜と発酵パワーで、夏を乗り切りましょう。今回は料理家の井澤由美子さんに、動物性と植物性のダブル乳酸菌パワーが腸を健やかに保つ「ズッキーニのヨーグルトみそ漬け」のアレンジレシピを教えていただきました。
アレンジ 1:「ズッキーニの白あえ」
しっかり味がついているので、さっとあえるだけでOK
1人分93kcal/塩分0.5g
材料(2人分)
ズッキーニのヨーグルトみそ漬け...8~10切れ
もめん豆腐...100g
カットわかめ(乾燥)...5g
(A)ごま油...小さじ1
(A)ヨーグルトみそ漬けのたれ...大さじ2
作り方
① ズッキーニは大きければ半分に切る。わかめは水につけてもどし、水けを絞る。豆腐はペーパータオルに包んで耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wで3分30秒加熱して水きりする。
② すり鉢に豆腐、(A)を入れて、滑らかになるまですり混ぜる。①のズッキーニ、わかめを加えてあえる。
アレンジ 2:「サーモンのソテー ズッキーニ添え」
酸味のある漬けだれがソース代わり。爽やかな味わいです
1人分362kcal/塩分1.2g
材料(2人分)
サーモンの切り身...2切れ
酒...大さじ1
塩・こしょう・片栗粉...各適量
オリーブ油...大さじ1
にんにく(つぶす)...1片
(A)ズッキーニのヨーグルトみそ漬け...10切れ
(A)ヨーグルトみそ漬けのたれ...大さじ3~4
バジルの葉(好みで)...適量
作り方
① サーモンは酒をふって10分おき、水けを拭く。両面に軽く塩、こしょうをふり、片栗粉を薄くまぶす。
② フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて中火にかけ、香りが出てきたら①を入れて両面を焼き、器に盛る。
③ ②のフライパンの油をペーパータオルでさっと拭いてAを入れ、中火で温めて②にのせる。好みでバジルの葉を添える。
【おさらい】「ズッキーニのヨーグルトみそ漬け」の作り方はこちら!
1人分23kcal/塩分0.2g
●保存 冷蔵で約1週間
動物性と植物性のダブル乳酸菌パワーが腸を健やかに保ちます。ヨーグルトみそは肉や魚の漬け床にも使え、冷凍保存も可能。
材料(作りやすい分量・5~6人分)
ズッキーニ(緑・黄)...各1本
プレーンヨーグルト...1カップ
みそ...大さじ1~1 1/2
《こんな野菜でも漬けられます!》
キャベツ、みょうが、なすなど。
作り方
① ズッキーニは1cm幅くらいの厚めの輪切りにする。
薄過ぎると歯応えがなくなるので注意。
② 保存容器にヨーグルト、みそを入れてよく混ぜ、漬けだれを作る。
みそは合わせみそでOK 。塩分により、量を適宜調整。
② に①の半量を立てて並べ入れ、漬けだれを回しかける。残りも入れて同様にたれを全体にまぶす。
立てて入れた方が漬かり過ぎず、しなしなになりにくい。
取材・文/佐藤由香、坂本典子(シェルト*ゴ) 撮影/吉田篤史