みずみずしさにあふれた夏野菜が出回る季節、自家製の漬物を楽しんでみませんか? 旬の野菜と発酵パワーで、夏を乗り切りましょう。今回は料理家の井澤由美子さんに、甘酒の麹と梅のクエン酸で疲労回復効果が高まり、美肌効果も期待できる「ミニトマトの甘酒梅麹漬け」アレンジレシピの作り方を教えていただきました。
「ミニトマトの甘酒梅麹漬け」をおいしくアレンジ
アレンジ 1:「ミニトマトのふわふわサラダ納豆」
酢を加えるとふわふわに。腸活や美肌効果も期待大!
1人分102kcal/塩分1.2g
材料(2人分)
ミニトマトの甘酒梅麹漬け...適量
納豆...2パック
酢...大さじ1
塩...少々
作り方
① ミニトマトは半分~4等分に切る。
② ボウルに納豆、酢、塩を入れてよく混ぜ、①を加えてあえる。好みで甘酒梅麹漬けのたれ少々(分量外)かける。
アレンジ2:「うま味トマトの中華スープ」
トマトの甘味とうま味を味わえます。冷たくしてもおいしい
1人分44kcal/塩分3.1g
材料(2人分)
ミニトマトの甘酒梅麹漬け...16~18個
(A)酒...大さじ1
(A)鶏がらスープの素(顆粒)...小さじ2
レモンの薄切り(皮を除く)...2枚
作り方
① 鍋に湯300mlを沸かし、Aを加えて混ぜる。ミニトマトの甘酒梅麹漬けを加えて火を止める。
② 器に盛り、レモンの薄切りをのせる。
【おさらい】「ミニトマトの甘酒梅麹漬け」の作り方
1人分51kcal/塩分2.4g
●保存 冷蔵で約1週間
ミニトマトのリコピン、甘酒の麹と梅のクエン酸で疲労回復効果が高まります。甘酒は麹が生きている冷蔵品がおすすめ。
材料(作りやすい分量・約4人分)
ミニトマト...30個(300g)
梅干し...4~5個(塩分によって量を調整)
はちみつ...20g
甘酒...200ml
《こんな野菜でも漬けられます!》
みょうが、セロリなど。
作り方
① ミニトマトはへたを取って洗い、水けを拭く。竹串を刺して2、3カ所穴をあけ、容器に入れる。
竹串で穴をあけると、味がしみ込みやすくなる。
② 梅干しは種を取って包丁で細かくたたき、ボウルに入れる。はちみつを加えて泡立て器でよく混ぜ、さらに甘酒を加えてよく混ぜる。
梅干しは塩分15%程度のものがおすすめ。
③ ①に②を流し入れて、3時間ほど冷蔵室におく。
漬けだれを入れて、容器をひと回し。時間をおくと水分が抜けて全体が漬かる。
取材・文/佐藤由香、坂本典子(シェルト*ゴ) 撮影/吉田篤史