タンパク質が多く炭水化物が少ないもめん豆腐。カロリーが少なく必須アミノ酸を多く含んだ良質なタンパク質食品です。今回は保存にも便利な冷凍もめん豆腐と活用レシピを料理研究家の村上祥子さんに教えていただきました。
保存が長期で使いやすくなる!「冷凍豆腐」にして楽しむ
パックごと冷凍
冷凍で1か月保存可能
開封せずそのまま冷凍する。
食べないでパックのまま保存しているときなども冷凍すると日持ちする。
容器で冷凍
使いかけで残っているときはふた付きの耐熱容器に入れ、水は入れずに冷凍する。
切り分けて冷凍しても良い。
解凍方法
切り分けるとき
パックごと冷凍した場合、また容器に入れて冷凍した場合も、どちらもそのまま100gにつき電子レンジ600Wで1分加熱する。
200gなら2分。
解凍したら水を捨て、2枚重ねしたペーパータオルに包み水分を取る。
水を捨て、水分を取る
↓
食べやすい大きさに切る
そぼろ状にするとき
崩して使うときは100gにつき電子レンジ600Wで2分加熱する。
出た水分は捨ててボウルに移し、泡だて器でつき崩したら、ザルに上げ、水切りする。
またはペーパータオルに包み解凍したら水分を捨て、別の2枚重ねしたペーパータオルに包み、もみほぐす。
水分を捨て、泡だて器で崩す
↓
サルに上げ、水を切る
冷凍すると便利でおトクです
- 冷凍⇒解凍すると水分が抜けるので、肉のような弾力のある食感になる。
- 解凍したら手ではさむようにすると簡単に水きりできる。
- 組織が壊れてスポンジ状になるので、調味料の味がしみ込みやすくなる。
- 日持ちがするのでストック食材としていつでも使える。
取材・文/石井美佐 撮影/中野正景