せっかく気に入っていたのに、虫食いやしみで着られなくなった衣類を再生してみましょう。
きれいな糸でチクチク刺していけば、また違った表情の服になり、大切に着ることができます。
諦めていたけれど、捨てるに捨てられなかった服がもう一度、着られるようになります。
絵本作家でイラストレータ、手芸作家の堀川 波さんに「しみをおしゃれに繕うサテンステッチ」ついて教えていただきました。
セーターにポツポツ黒いしみが
気が付かないうちにできていた黒いしみ。
ポツポツと全体にあります。
長く着ていると、食べこぼしなどしみが付いてしまいます。
こんなセーターも刺しゅうを施して生まれ変わらせましょう。
小さな花が散ったようで、また違う魅力のセーターに変身しました。
しみ部分だけでなく、散らすように入れるのがポイントです。
【Before】
遠目では分からないが、近くで見ると黒いしみがポツポツ。
何回洗っても落ちませんでした。
【After】
5×4㎜くらいのサテンステッチの四角を色とりどりに刺します。
2~6個ぐらいの四角をランダムに積み重ねるようにすると、ボリュームが出て、花のようになります。
サテンステッチで四角を積み重ねるように
撮影/原 務 イラスト/堀川 波 デザイン/國分 陽