調理スペースは料理が楽しくなる空間に

シンクが「きれい」の象徴になるように。カランを磨き上げてピカピカにすればカンペキ。
調理スペースは清潔を保って、スムーズに調理が行われる場所であることが第一。当然調理台の上は何も置かず、すっきりと美しいのが基本です。まず空間を整えたら、さらにいつも楽しく料理できるように、毎日の習慣を変えていきましょう。
「汚れて不潔になりやすいふきんは断捨離し、何度も洗って使えるペーパータオルに替えました。これで食器を拭いた、調理台、シンク、ガス台を拭き、使い切ってから捨てるようにしています。スポンジは毎週新しいモノに交換。また、生ゴミもためないで、小さい袋に少ない単位で入れ、その都度捨てます。後回しにせず、こまめな家事を心がけています」
やましたさんはシンク磨きで一日を終えます。水滴をペーパータオルで拭き取ってピカピカに。こうしてショールームのように美しくなった空間では、料理が一層楽しくできるようになります。「キッチンの片付け、掃除は単なる作業と考えないで。元気の出る気持ちよさが得られますよ」

当然ながら調理のとき邪魔になるモノを置くのは厳禁。後始末をスムーズに循環させて、いつも清潔に。
取材・文/細川潤子 撮影/原田 崇




