食器類の適正数は家族の人数+1が目安! やましたひでこさんに教わるキッチン断捨離の考え方

調理スペースは料理が楽しくなる空間に

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シンクが「きれい」の象徴になるように。カランを磨き上げてピカピカにすればカンペキ。

調理スペースは清潔を保って、スムーズに調理が行われる場所であることが第一。当然調理台の上は何も置かず、すっきりと美しいのが基本です。まず空間を整えたら、さらにいつも楽しく料理できるように、毎日の習慣を変えていきましょう。

「汚れて不潔になりやすいふきんは断捨離し、何度も洗って使えるペーパータオルに替えました。これで食器を拭いた、調理台、シンク、ガス台を拭き、使い切ってから捨てるようにしています。スポンジは毎週新しいモノに交換。また、生ゴミもためないで、小さい袋に少ない単位で入れ、その都度捨てます。後回しにせず、こまめな家事を心がけています」

やましたさんはシンク磨きで一日を終えます。水滴をペーパータオルで拭き取ってピカピカに。こうしてショールームのように美しくなった空間では、料理が一層楽しくできるようになります。「キッチンの片付け、掃除は単なる作業と考えないで。元気の出る気持ちよさが得られますよ」

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当然ながら調理のとき邪魔になるモノを置くのは厳禁。後始末をスムーズに循環させて、いつも清潔に。

取材・文/細川潤子 撮影/原田 崇

 

<教えてくれた人>

やましたひでこさん

断捨離(R)提唱者。一般財団法人断捨離(R)代表。ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の片付けに落とし込み、提唱する。著作はアジア・欧州圏を含め、国内外累計700万部超のミリオンセラーを記録。

この記事は『毎日が発見』2023年4月号に掲載の情報を再構成しています。
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