モノを捨てなくても部屋がスッキリ見える! プロに教わる「捨てない」片付け3ステップ

家が片付かない。モノが多いから捨てなくてはと思いながらも、なかなか重い腰が上がらず片付かないまま......。そんな人も多いのではないでしょうか。今回は整理収納アドバイザーの中山真由美(なかやま・まゆみ)さんに「捨てない片付け」を教えていただきました。目的は「片付いて見える」ことなので、「捨てる」にこだわって前に進めない人にこそぜひお試しいただきたいメソッドです。

「整える力」で
捨てずにスッキリ暮らす

「整える力を身につけると、モノを捨てなくても部屋が片付いて見えるようになります」とは、整理収納アドバイザーの中山さん。

「散らかって見える原因は、視覚に入ってくる情報量が多すぎること。持ちものを分類する、整列させる、テーブルなどの面を見せる...などのポイントを押さえて、目に入る範囲を〝整とん〟するだけで、モノを捨てなくても驚くほどスッキリした印象になります」

なかでも〝分類〟は、今回の大きなポイントです。

「毎日使うものだけでもまとめていくと、『どこに何を置くか』が自然と見えてきます。さらに不要なものが浮かび上がり、無理なく手放す気持ちにもつながるんです。年齢や暮らし方に合わせて無理なく整えて、使いやすい住まいにしましょう」

 

<教えてくれた人>

整理収納アドバイザー
中山真由美(なかやま・まゆみ)さん

個人・企業への整理収納サービスを行うRitta Stanza代表。"捨て下手""しまい下手"を克服した経験から、片付けが苦手な人に寄り添ったサービスを提供するほか、後進の育成にも精力的。メディア出演、著書多数。

この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年12月号に掲載の情報です。

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