ねぎは昔から、優れた薬効成分が知られています。
血液サラサラ、免疫力のアップ、腸内環境改善&風邪予防など優れた健康効果が期待でき、まさに冬の体を守る最強食材なのです。
今回は、料理研究家の村上祥子さんに、長ねぎ+酢で健康効果倍増の「酢ねぎ」を活用したレシピを教えていただきました。※酢ねぎの作り方は最後にご紹介します。
ドレッシングなしでもおいしい!『せん切りキャベツ』
1人分 50kcal 塩分0.2g
材料(2人分)と作り方
キャベツ100gをせん切りにして酢ねぎ50gをのせる。
薬味代わりにたっぷりと添えて。『まぐろの漬け丼』
1人分 386kcal 塩分1.2g
材料(2人分)
まぐろ(赤みぶつ切り)...140g
A
しょうゆ...大さじ1
砂糖...小さじ1
練りわさび...小さじ1/2
酢ねぎ...50g
温かいご飯...茶碗2杯分
刻みのり...少々
作り方
①Aを合わせ、まぐろを加えてあえる。
②丼にご飯を盛り、 ①と酢ねぎをのせ、刻みのりを添える。
ねぎがダブルで摂れる『ねぎのしゃぶ鍋』
1人分 184kcal 塩分1.3g
材料(2人分)
豚肉(しゃぶしゃぶ用)...200g
万能ねぎ...1束
A
水...2カップ
白だし(市販品3倍濃縮)...大さじ2
酢ねぎ...50g
作り方
①万能ねぎは5〜6cm長さに切る。
②豚肉に①を数本ずつのせてくるりと巻く。
③鍋にAを入れて火にかけ、煮立ってきたら②を入れる。
④ねぎがしんなりしたら、汁と一緒に小鉢にとりわけ、酢ねぎを加えていただく。
酢ねぎの作り方
1日の摂取目安量50g(酢ねぎのみの場合)大さじ1(12.5g)あたり7kcal 塩分0.1g
材料(できあがり300g)
長ねぎの白い部分...200g
A
酢...100ml
砂糖...15g(はちみつなら25g、パルスイート・カロリー30%カットなら5gを使用してもよい)
塩...小さじ1/2
作り方
①長ねぎは縦に半分に切ってから斜め薄切りにして、ボウルに入れる。
②鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったら火を止める。
③②を①に加える。常温まで冷まし、瓶や保存容器に写す。30分後から食べられる。(冷蔵で1カ月保存可能)
取材・文/石井美佐 撮影/中野正景