毎日忙しくて「暮らし」や「自分」が後まわしになっている...どこかで整え直したいと思っていても、なかなかできませんよね。でも、「今」も大事ですが、そろそろ「先」のことも考えていきたいところ。そこで、暮らしのエッセイスト・柳沢小実さんの著書『これからの暮らし計画』(大和書房)から、これからの人生を見据えた「暮らしと自分を整える方法」について連載形式でお届けします。
感謝したい人へプチギフトを
背筋を伸ばして「ありがとう」と伝えたいときは、プチギフトを送ります。
ときには気持ちを形にするのも必要だと思うから。
もちろん高価なものではなくて、シーンに合わせて500円、1000円、1500円のギフトリストを持っていると、いざというときに心強いです。
私は食べものや、自分では意外と買わないプチ贅沢品を贈ります。
万策尽きたらミニブーケ。
お花は確実に喜んでもらえます。
ちなみに、箸置きとピローミスト、パッケージがかわいいおやつもいつも好評です。
贈るときは、その人になりきって、どんなものが好きか、どんなものを必要としているか想像します。
でも、考えすぎると失敗するのが怖くなって身動きが取れなくなるから、あげたいものをえいやっと選ぶ決断力も大事です。
たとえば、自分がギフトをもらうときに、「あなたのことを考えて選んだの」と言ってもらえたら、どんなものでも嬉しいですよね。
だから、あくまでも気持ちを伝えることを優先しています。
●Point「プチギフトの予算について」
プチギフトは、「相手がお返しを考えなくていい金額」がスマートです。
たとえば2000円以上のものをいただいてしまうと、私は何らかの形でお返しをしなきゃと考えます。
だから自分が差し上げるときは、相手の年齢や立場にもよりますが、1500円くらいを上限にしています。
【食卓を彩る箸置き】
あると嬉しい箸置きは、お手頃価格で必ず喜んでいただける、手堅いギフト。小さいものだから、かわいいモチーフを選んでいます。
【睡眠を健やかに】
バンフォードのオーガニックピローミストは、私も愛用。いい香りとシンプルなデザイン、1500円というお値段もパーフェクトです。
【話が広がりそうなお菓子】
ワンコイン以下のギフトは、場が盛り上がるものを。新宿をテーマにした少女マンガ和菓子ブランド「新宿女王製菓」はいかが。
【美しい、かわいいパッケージ】
ルル メリーは日本のチョコレートブランド・メリーチョコレートの新ブランド。美しいパッケージでギフト向け。サブレは378円。
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著書累計36万部のエッセイスト・柳沢小実さんが、食、雑貨、健康、ネットツールと多岐に渡って「暮らし計画」を教えてくれます
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