毎日忙しくて「暮らし」や「自分」が後まわしになっている...どこかで整え直したいと思っていても、なかなかできませんよね。でも、「今」も大事ですが、そろそろ「先」のことも考えていきたいところ。そこで、暮らしのエッセイスト・柳沢小実さんの著書『これからの暮らし計画』(大和書房)から、これからの人生を見据えた「暮らしと自分を整える方法」について連載形式でお届けします。
相棒になる調理道具を見つける
電鍋で、人生が変わりました。
30代の頃は、「寝る時間を削る」という力業を駆使してなんとかやっていましたが、今は同じようにはできません。
だから、平日は手間と時間をかけずに料理したい。
「丁寧な暮らし」をある程度やり切ったからこそ、今は合理性や効率、上手に手を抜くことを研究しています。
電鍋は台湾ではおなじみの調理家電。
材料を切って入れてスイッチを押したら、あとはおまかせです。
定番メニューは、スープや煮物、シチュー、カレー、ポトフ、おでん。
夕方にお茶を淹れて一休みがてら、食材を切って、スイッチオン。
一品できているという安心感はとてつもなく、あとは15分くらいで魚を焼き、お味噌汁をつくるだけです。
何といっても、調理中に他の家事や用事をすませられるのがいい。
調理時間の短縮で、負担も義務感も減り、さらに料理を楽しむ余裕もできました。
道具ひとつで、悩みが解決するのですね。
おかげで、家事効率の大幅な向上につながりました。
今、三種の神器を選ぶならば、断然これです。
【煮物がすぐできる電鍋】
おまかせで煮物やスープが作れる調理家電。油を使わずにすむのも嬉しい。予約調理したい人は、ホットクックがおススメです。
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著書累計36万部のエッセイスト・柳沢小実さんが、食、雑貨、健康、ネットツールと多岐に渡って「暮らし計画」を教えてくれます
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