何となく適当になりがちな「昼ごはん」。でも、ちょっとだけ「冒険」すれば、料理の時間が楽しくなって、しかもおいしいひとときが過ごせるんです。そこで、料理レシピ本大賞in Japan準大賞受賞作のシリーズ第3弾『休日が楽しみになる昼ごはん』(小田真規子、谷 綾子/文響社)から、時間に余裕のある休日の昼ごはんを、「一工夫でおいしく楽しく変えられるレシピ」を連載形式でお届けします。
ボウルなしでパティが作れる 解放ハンバーガー
ひき肉をこねたあとのボウルって、脂がついて、洗うのがめんどくさいですよね。
でも、このハンバーガー、ひき肉のパックでパティが作れるので、ボウルは使いません。
フォークとペーパータオルを駆使するので、手もほとんど汚れません。
「しっかりこねなくてもいいの?」と思うかもしれませんが、逆に、それがいいんです。
肉の不ぞろいなごろごろ感とジューシー感が現れて「肉」をとことん感じられるパティになります。
さあ、ここはお家です。
遠慮しないで、大口でガブリと頬張って。
無駄な洗い物からも解放。
閉じていた気分も解放。
午後からの自分を解放的にしてくれる昼ごはんです。
材料(2個分)
A
・牛ひき肉...300g
・小麦粉...大さじ1と1/2
・塩、粗びきこしょう...各小さじ1/3
サラダ油...小さじ1
B
・ケチャップ...大さじ2
・中濃ソース・粒マスタード...各小さじ1
トマト(1㎝厚さの輪切り)...2枚
玉ねぎ(薄切り)... 30g
大きめの丸パン...2個
作り方
1.下の方法でパティを作る。
・ひき肉のパックにA を入れ、フォークで1分混ぜて、2等分にする。
・1つずつペーパータオルの上にあけ、直径10~12cm の円形にする。
2.フライパン( 26㎝)に油を30秒中火で熱し、パティを入れ、4~5分、返して4~5分焼く。
3.パンは厚みを半分に切り、軽くトーストする。
4.パンにパティをのせ、Bのソースを適宜かけ、トマト・玉ねぎをのせてサンドする。
「ベーコンレタスハンバーガー」
レタスのシャキシャキと、ベーコンの燻製感が、お店っぽさをさらに高める。
「食パンバーガー」
丸パンもバンズも手に入らない。そんなときはこれ。食パンの甘みで肉がさらにおいしく。
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レシピは、麺、米、パンをテーマにしたものから、ワンプレート、鍋、サラダまで。昼ごはんを作るのが楽しくなるレシピ集です